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アーティスト・トーク 第24回 2010.02.26 楢橋朝子(写真家) 

会期

第24回は、写真家の楢橋朝子さん

展示室内で自作を前に、作家自身の言葉を聴くアーティスト・トーク。今回は、写真家楢橋朝子(ならはし あさこ)さんをお迎えします。

日常的な光景にひそむ不気味さ、あやふやさ、奇妙さといったものを、独特の視線で浮かび上がらせるスナップショットの連作で知られた写真家が、2001年からとりくみはじめた、水面に漂う視点から世界にまなざしをなげかける連作、〈half awake and half asleep in the water〉。ギャラリー4で開催の小企画「水浴考」に出品される同シリーズからの5点を中心に、これまでの作品や制作の背景などについてお話をうかがいます。

金曜の夕刻、皆様のご参加をお待ちしております。


楢橋朝子氏略歴

1989年早稲田大学第二文学部美術専攻卒業。1990年フォトギャラリー・03FOTOSをオープン。同ギャラリーでの17回の連続展を中心に発表された連作〈NU・E〉(同題の写真集、1997年蒼穹社刊)などが評価され、1998年日本写真協会賞新人賞を受賞。1996年には石内都と写真誌『main〈マン〉』を創刊(2000年10号で終刊)。2003年の写真集『フニクリフニクラ』(蒼穹社)により、2004年「写真の会」賞を受賞。2007年写真集『half awake and half asleep in the water』(Nazraeli Press)を上梓。2008年「第24回東川賞国内作家賞」受賞。国内外での個展のほか、当館「写真の現在-距離の不在」(1998年)など、多くのグループ展に参加。

《half awake and half asleep in the water IWASEHAMA 》2004年 タイプCプリント
作家近影 (写真提供 OSIRIS) 
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