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アーティスト・トーク
アーティスト・トーク 第28回 2011.03.04 中村宏(画家)
会期
第28回は、画家の中村宏さん
ルポルタージュ絵画、モンタージュ絵画、観念絵画、観光芸術、タブロー機械、絵図連鎖など、さまざまな方法意識を編み出し、1950年代から現在に至るまでタブローと格闘してきた絵画者・中村宏。
今回は、当館所蔵の《基地》《円環列車・B-飛行する蒸気機関車 》《造山運動 あるいは「モナリザ」の背景 》など、50年代末から70年代初頭の作品を中心に、 ご自身の作品や作品制作の背景についてお話いただきます。
夕刻からの開催になりますので、みなさまぜひ竹橋までお越しください。
中村宏 略歴
1932年静岡県生まれ。1951年日本大学芸術学部入学。1953年青年美術家連合参加。「第1回ニッポン展」(東京都美術館、1953年、以後第7回まで出品)、「超現実絵画の展開」(国立近代美術館、1960年)、「日本-伝統と現代」(デュッセルドルフ市立美術館、1974年)、「前衛芸術の日本 1910-1970」(パリ、ポンピドゥ・センター、1986年)など国内外の多くのグループ展に出品。第1回個展(長崎北荘画廊、1953年)以後、これまで50回を越える個展を開催。2007年には東京都現代美術館・名古屋市美術館にて回顧展「中村宏|図画事件 1953-2007」が開催された。絵画制作のほか、挿絵や装丁なども多数手がけている。
*4月12日から2F所蔵品ギャラリーで、トークの模様を約18分30秒に編集したヴィデオを上映中です。
またライブラリでも閲覧できます。