展覧会
会期終了
企画展
近代日本絵画展:日本画の流れ(系譜と展開)
会期
会場
東京国立近代美術館
近代の日本画になお生き続ける伝統的な表現法を、大和絵、漢画、琳派、円山四条派、南画、風俗画など伝統諸派との関係を軸に考察し、さらに現代日本画の新傾向も加えてその展開を探った。《鳥獣戯画》《信貴山縁起》などの古典作品を参考出陳し、近代美術館が現代のもののみを展示するのではなく、古来より日本で育まれ独自の発達を遂げてきた絵画の流れと将来への展望の中で、近現代の美術を捉えていくという立場を表明した。なお、東都文化出版の〈近代美術叢書〉の1冊として『日本画のながれ』が後日刊行された(1955年4月)。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1953年5月12日‒6月21日(36日間)
- 入場者総数
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34,198人(1日平均950人)
- カタログ
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18.4×12.9cm(73)p
- 出品点数
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104点
- 出品作家数
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67人