展覧会
会期終了
企画展
抽象と幻想:非写実絵画をどう理解するか
会期
会場
東京国立近代美術館
歴史的な回顧の性格をもつ展覧会ではなく、同時代の動向に目を向けた最初の企画。当時の日本における前衛的な傾向として、二つの主流を形成していたシュルレアリスムとアブストラクトを系統立てて整理し、展覧会の副題が示すように、いわゆる「分りにくい新しい絵」を理解させるように努めた。観客の理解を深めるため、各作家に自作に関するコメントを寄せてもらい、また写真や図表などのパネルもまじえて二つの潮流を解説した。なお、東都文化出版の〈近代美術叢書〉の1冊として『抽象と幻想』が後日刊行された(1955年6月)。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1953年12月1日‒1954年1月20日(38日間)
- 入場者総数
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16,657人(1日平均438人)
- カタログ
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25.9×18.3cm(6)p.
- 出品点数
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91点
- 出品作家数
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88人