展覧会
会期終了
企画展
現代の眼:日本美術史から
会期
会場
東京国立近代美術館
古代から近世に至る日本の美術を現代の感覚で捉え、従来と違った角度からその永遠の新しさを探り出そうとする企画。古代遺物、絵画、彫刻、陶磁器など部門別に分類し、展示構成に谷口吉郎の協力を得て、御影石やレンガ、コンクリートなどを組み合わせた台や畳などを用いて照明も工夫し、企画趣旨に沿った清新な陳列となった。また中庭には堀口捨己の協力を得て、京都・本法寺にある光悦作といわれる庭がモダンに模された。なお、東都文化出版の〈近代美術叢書〉の1冊として『現代の眼:日本美術史から』が後日刊行された(1955年3月)。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1954年11月16日‒1955年1月30日(60日間)
- 入場者総数
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21,508人(1日平均358人)
- カタログ
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25.8×18.2cm(29)p.
- 出品点数
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173点
- 出品作家/人数
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池大雅 石元泰博 浦上玉堂 尾形乾山 尾形光琳 可翁宗然 加藤武雄 坂本万七 佐藤辰三 慈雲 信海 立原杏所 俵屋宗達 白隠慧鶴 堀口捨己 本阿弥光悦 与謝蕪村 良寛 霊山道隠 渡辺崋山 渡辺義雄/21人