展覧会
会期終了
企画展
明治以後の風俗画
会期
会場
東京国立近代美術館
風俗画といえばわが国では浮世絵の豊かな伝統があるが、本展では明治以後、戦後に至るまでの風俗を扱った日本画、洋画、版画を展示し、近代風俗画の変遷をたどった。鏑木清方の明治20年代の市井風俗を描いた《朝夕安居》や戦後のストリップ劇場の楽屋を写した伊東深水の《戸外は春雨》の連作は人々の懐旧の情を誘い、あるいは興味をひいた。しかし昭和初期の社会主義的な主題や、戦時中の時局に取材したものを欠き、課題を残した。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1956年2月17日‒3月30日(31日間)
ただし3月13日‒18日の間はビエンナーレ展出品作品国内展示のため中断
- 入場者総数
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10,915人(1日平均352人)
- カタログ
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26.0×18.5cm(3)p.
- 出品点数
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77点
- 出品作家数
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47人