展覧会

会期終了 企画展

現代写真展1960年

会期

会場

東京国立近代美術館

1960年は、若い写真家がめざましい進出をみせた年であった。自己の内面的な視覚を重んじながら、映像の視覚的な純粋度と人間感情の投入の深度とを問題にする方向において若い世代に共通した性格がうかがわれた。二つのベルリンに取材した長野重一、日本の家の陰湿さをえぐった東松照明、ビート族の生態を描破した細江英公などがその好例である。作品は前年と同様、6名の展覧会委員によって、膨大な展覧会、雑誌、写真集から選ばれた。

開催概要

会場

東京国立近代美術館

会期

1961年1月5日‒2月5日(28日間)

入場者総数

5,924人(1日平均212人)

展覧会委員

伊藤知巳 伊奈信男 植村鷹千代 金丸重嶺 滝口修造 渡辺勉

カタログ

26.0×12.5cm(3つ折り、折りたたみ時)

出品点数

191点

出品作家数

51人

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