展覧会
会期終了
企画展
近代の屏風絵
会期
会場
東京国立近代美術館
当館創設10周年記念展として、明治後期からのわが国屛風絵の名作を展示し、この形式の近代における発展をたどる展観である。室町から桃山にかけて豪華な様式を確立した屛風絵は、近代に至り、大会場における展示効果の問題と呼応して新しく脚光を浴びることとなった。本展ではこうした近代の屛風絵が、日本の伝統的作風と、西欧風自然主義的な構成をとり入れた経過を示しつつ、日本的美観の一特性を感得しうるようにした。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1962年9月1日‒9月27日(23日間)
- 入場者総数
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12,769人(1日平均555人)
- カタログ
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20.5×21.0cm(74)p
- 出品点数
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51点
- 出品作家/人数
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今村紫紅 太田聴雨 小川芋銭 鏑木清方 川合玉堂 川端龍子 菊池契月 小杉放菴(未醒) 小林古径 榊原紫峰 下村観山 竹内栖鳳 土田麦僊 富岡鉄斎 冨田渓仙 中村岳陵 橋本関雪 速水御舟 菱田春草 平福百穂 福田平八郎 前田青邨 松岡映丘 松林桂月 安田靫彦 横山大観/26人