第3回東京国際版画ビエンナーレ展

会期

1962.10.6–11.11

会場

東京国立近代美術館

今回は、前回を上回る45カ国の参加があった。国際大賞はユーゴスラヴィアの若手作家ヤネズ・ベルニークで、彼と大賞を争ったロバート・ラウシェンバーグは大原美術館賞。国立近代美術館賞は加納光於（1933‒）が受賞した。すでに高名な画家の労に報いる態度をすて、未知の層から新しい創意を発見することについて熱心に論議されたという。また特別展示として、第1回展での歌麿と北斎に続き、今回は写楽の作品を5週入れ替えで展示した。

開催概要

会場: 東京国立近代美術館
会期: 1962年10月6日‒11月11日（32日間）
入場者総数: 17,568人（１日平均549人）
共催: 読売新聞社
国際審査員: ハル・ミッシンガム　ピエール・レスタニー　ジュリオ・カルロ・アルガン　ジャラルディン・アメッド　ウィリアム・リーバーマン　ソラン・クルツィスニク　富永惣一
カタログ: 23.5×18.5cm(114)p
出品点数: 622点
出品作家数: 226人