展覧会
会期終了
企画展
滞欧作とその後
会期
会場
東京国立近代美術館
近代日本美術において、西欧で習得したものを手がかりに自己を脱皮させてゆくことは重要な意義をもっていたが、それを如実に示すのが「滞欧作」である。しかし西欧での研究成果が、帰国後、日本の風土や伝統や社会環境の中でいかに生かされ、あるいは変質したかという、より重要な問題を「その後」の作品は提示する。本展は、4つの作家グループに分けて滞欧作とその後の作品を展示し、それらの変質が示す問題点を考察した。
開催概要
- 会場
-
東京国立近代美術館
- 会期
-
1964年1月5日‒2月16日(37日間)
- 入場者総数
-
19,291人(1日平均521人)
- カタログ
-
25.7×18.5cm(32)p
- 出品点数
-
128点
- 出品作家/人数
-
梅原龍三郎 海老原喜之助 岡鹿之助 岡本太郎 菊池一雄 北川民次 木内克 小出楢重 佐伯祐三 坂本繁二郎 清水多嘉示 須田国太郎 高田博厚 鳥海青児 中山巍 野口弥太郎 林武 福沢一郎 藤川勇造 前田寛治 安井曽太郎 柳原義達 山口薫 山本豊市/24人