展覧会
会期終了
企画展
平櫛田中展
会期
会場
東京国立近代美術館
かねてから懸案であった当館における日本人現存作家の本格的個人展開催が、美術界最長老で、前年に100歳を迎えた平櫛田中(1872‒1979)の個人展でようやく実現した。長きにわたるわが国の木彫の伝統を積極的に活かしながら、西洋彫塑のレアリスムを加えて、新しい近代木彫を完成させようとした平櫛。その激しい葛藤の軌跡が、作家との協議によって厳選された、初期から大作《鏡獅子》に至る代表作によって展観された。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1973年2月20日‒3月25日(30日間)
- 入場者総数
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16,805人(1日平均560人)
- カタログ
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26.0×18.0cm(56)p.
- 出品点数
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33点