展覧会
会期終了
企画展
福田平八郎遺作展
会期
会場
東京国立近代美術館
前年、82歳で没した京都日本画壇を代表する福田平八郎(1892‒1974)の回顧展。京都市、日本経済新聞社の共催で開催された。円山四条派の写実から出発しながら、自然のリズムを明快で鮮明な形と豊かな色彩によって捉え、装飾的な美しさを作り上げた彼の作品は、《雨》や《新雪》などにおいて極度の抽象化に達したが、そこには同時に「もののあわれ」の情感も認められるだろう。その画業の歩みを代表作の中から精選し展観した。京都市美術館に巡回。
開催概要
- 会場
-
東京国立近代美術館
- 会期
-
1975年2月8日‒3月16日(32日間)
- 入場者総数
-
62,372人(1日平均1,949人)
- 共催
-
京都市 日本経済新聞社
- カタログ
-
24.0×25.0cm(117)p.
- 出品点数
-
81点