展覧会
会期終了
企画展
キュービズム展
会期
会場
東京国立近代美術館
20世紀の初頭にフランスで生まれ、その後のモダンアートの展開に多大な影響を及ぼしたキュービズムであるが、わが国では従来、ピカソやブラックなど個々の作家の紹介にとどまっていた。本展は包括的にこの美術運動の全貌を紹介しようとした展覧会である。先駆的存在のセザンヌをはじめ、この運動の主要作家30名の作品に加え、日本におけるキュービズム的傾向の作家24名の作品によって構成された。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1976年10月2日‒11月14日(38日間)
- 入場者総数
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22,894人(1日平均602人)
- カタログ
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24.0×25.0cm (144) p.
- カタログ掲載論文
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- キュービズム / ジャック・ラセーニュ
- キュービズムと日本 / 三木多聞
- 展覧会評
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- [美術評]キュービズム展 日本初の組織的展示 / 寺田千墾 東京新聞(夕) 1976年10月15日
- [美術]キュービズム展 全容を組織的に紹介 / 日野耕之祐 サンケイ(夕) 1976年10月22日
- 「キュービズム展」 日本とヨーロッパ 体質の違いに興味 / 加藤貞雄 毎日新聞(夕) 1976年10月29日
- ミレー、コロー、クールベ展とキュービズム展 西欧レアリスムの両極示す / 滝悌三 日本経済新聞 1976年11月2日
- [点描]初の「キュービズム展」 / 朝日新聞(夕) 1976年11月5日
- [The Week in Art] / Barbara Thoren, The Japan Times, October 10, 1976
- 出品点数
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134点
- 出品作家数
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54人
- 講演会
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キュービズムとその周辺 / ウィリアム・S. リーバーマン(ニューヨーク近代美術館素描部長)
- 美術講座
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- キュービズムの誕生まで / 千足伸行
- キュービズムの作家達 / 八重樫春樹
- キュービストの周辺 / 高階秀爾
- キュービズム以降 / 三木多聞
- キュービズムと日本 / 浅野徹
- 共催
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京都国立近代美術館