展覧会
会期終了
企画展
第10回東京国際版画ビエンナーレ展
会期
会場
東京国立近代美術館
国際大賞は斉藤智(1936‒ )、東京国立近代美術館賞はポーランドのヨゼ・ウルバッフ。大賞の斉藤作品が写真製版であるように、作品が極めて多様となる中で、現代美術展として、開かれたコンテクストのアクチュアリティに対して、版画という枠を設けることが問題になりつつあり、本展開会中、国際審査員と組織委員参加のもとで「国際版画展のあり方と問題点─特に版画の概念の変容とそれに対する展覧会の対応」についての討論会が催された。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1976年11月26日‒1977年1月9日(32日間)
- 入場者総数
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12,865人(1日平均402人)
- カタログ
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23.5×18.5cm (160) p.
- 展覧会評
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- 第10回東京国際版画ビエンナーレ 映像利用の作品がめだつ / 安井収蔵 毎日新聞(夕) 1976年12月9日
- 「東京国際版画ビエンナーレ展」を見て / 小川正隆 朝日新聞(夕) 1976年12月21日
- [美術]東京国際版画ビエンナーレ展 ひとりよがりな抽象 / 日野耕之祐 サンケイ(夕) 1977年1月6日
- [焦点 岡目八目]盛り上がらぬ東京ビエンナーレ / P&Q 新美術新聞 110・111 1977年1月1日
- [今月の焦点]第十回東京国際版画ビエンナーレの問題点 / 乾由明 美術手帖 417 1977年2月
- [Mizue Journal]第10回東京国際版画ビエンナーレ展ほか 現代版画は自問する / 佐々木静一 みづゑ 863 1977年2月
- [Art: People And Places] / Amaury Saint-Gilles, The Mainichi Daily News, December 3, 1976
- 出品点数
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274点
- 出品作家数
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99人
- 講演会
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今日の版画制作 / ロナルド・アレー(テート・ギャラリー・キーパー)
- 共催
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- 国際交流基金
- 京都国立近代美術館
- コレスポンダント
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- メルヴィン・N. デイ
- 中原佑介
- ジョン・ウォーナー
- ルネ・ベルジェ
- リシャルド・スタニスワフスキー
- E. L. L. デ・ヴィルデ
- ジョー・ミラー
- ドリス・シャドボルト
ウォルター・ザニーニ
- 国際審査員
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- ロナルド・アーレー
- リヴァ・キャッスルマン
- ニコラス・ドラフィン
- ホルヘ・グルスベルグ
- 乾由明
- S. A.クリシュナン
- オレ・ヘンリック・モー