展覧会

会期終了 企画展

浜田庄司展

会期

会場

東京国立近代美術館

浜田庄司(1894‒1978)は柳宗悦が提唱した民芸運動に共鳴し、その実践者として簡素で重厚な美の世界をひらいた近代日本陶芸の巨匠である。本展は当館での現存日本人作家4人目の個人展で、工芸部門では最初である。作品はすべて用を目的としたもので、作者の広汎にわたる知識によって研究された多様な釉薬や技法を駆使した皿、鉢、壺、徳利、茶碗、湯呑など、この年83歳を迎える浜田の生涯にわたる優品が選ばれ展観された。

開催概要

会場

東京国立近代美術館

会期

1977年4月16日‒6月5日(44日間)

入場者総数

68,669人(1日平均1,561人)

カタログ

24.0×25.0cm (186) p.

カタログ掲載論文

浜田庄司の陶芸 / 吉田耕三

展覧会評
  • [美術]浜田庄司展 重厚であたたかな / 日野耕之祐 サンケイ(夕) 1977年5月6日
  • [美術評]浜田庄司展 “健康”な美しさ / 寺田千墾 東京新聞(夕) 1977年5月6日
  • [文化往来]浜田、リーチ回顧展 / 日本経済新聞 1977年5月9日
  • いいものに接しよう 食卓の陶器を選ぶコツ / 日本経済新聞(夕) 1977年5月9日
  • 60年の作陶・浜田庄司展 第一級の迫力 / 加藤貞雄 毎日新聞(夕) 1977年5月24日
  • 無我の制作が凝縮 「浜田庄司作品展」を見る / 小川正隆 朝日新聞(夕) 1977年5月27日
  • 浜田庄司展に因んで / 田村耕一 陶説 290 1977年5月
  • [展覧会月評]浜田庄司展 / 氷見徹 三彩 358 1977年6月
出品点数

256点

講演会

浜田庄司の陶芸 / 水尾比呂志

美術講座
  • 日本工芸の展開 / 今泉篤男
  • 生活の中の用と美 / 前田泰次
  • 浜田庄司のやきもの / 吉田耕三
  • 型について / 杉原信彦
  • 現代美術と工芸 / 乾由明
共催

日本経済新聞社

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