展覧会

会期終了 企画展

素朴な画家たち

会期

会場

東京国立近代美術館

アンリ・ルソーを典型とする、20世紀初頭以来「発見」された「素朴な画家たち」の中から、フランス、イタリア、オランダ、スイスなど世界7カ国の、ルソーの時代からほぼ第二次大戦までに制作された作品を集めた。これらを国別に展示することで、その豊かな作品の多様性のなかに、それぞれの民族的・風土的特性を示し、また明快で新鮮かつ自由な表現によって、人間の芸術的創造の原点を示し、その今日的意味を探ろうとした。

開催概要

会場

東京国立近代美術館

会期

1977年7月9日‒8月28日(44日間)

入場者総数

102,553人(1日平均2,331人)

カタログ

24×21.5cm (170) p.

カタログ掲載論文
  • 序文 / 穴沢一夫
  • イタリアの二大素朴画家:オルネオーレ・メテルリとルイジ・デ・アンジェリス / アウレリオ・デ・フェリーチェ
  • 4人のオランダ素朴画家 / マティルデ・フィッサー
  • アドルフ・ディートリッヒ / フェリック=アンドレアス・バウマン
  • アメリカのナイーフ絵画 / 桑原住雄
展覧会評
  • [美術]「素朴な画家たち」展 愛着つきぬ対象が自由奔放に力強く / (雅) 読売新聞(夕) 1977年7月21日
  • [美術]素朴な画家たち展 稚拙で愛情こまやか / 日野耕之祐サンケイ(夕) 1977年7月22日
  • 「素朴な画家たち展」 “絵を描く楽しさ”伝わる / 毎日新聞(夕) 1977年7月28日
  • [美術評]「素朴な画家たち」展 個性的な“奇妙な面白さ” / 寺田千墾 東京新聞(夕) 1977年7月29日
  • 「素朴な画家たち」展 気安く楽しめる / 滝悌三 日本経済新聞1977年7月30日
  • [焦点 岡目八目]“美術館”とは何か 「素朴な画家たち展」で考える / P&Q 新美術新聞 131 1977年8月1日
出品点数

139点

出品作家 / 人数

ルイ・ヴィヴァン ミルコ・ヴィリウス フェルディナント・G. エルフマンヴィンセント・キャナデ グランドマ・モージズ ジョン・ケイン イヴァン・ゲネラリッチ ジャネット・ソーベル ルイジ・デ アンジェリス アドルフ・ディートリッヒ フェルディナン・デスノス ニキフォール シプケ=コルネリス・ハウトマン モリス・ハーシュフィールド テオーラ・ハンブレット ニコ・ピロスマナシュヴィリ ヴィレム・ファン・ヘンク フラニョ・フィリポヴィッチ ドミニック=ポール・ペイロンネ アンドレ・ボーシャンカミーユ・ボンボワ フラニョ・ムラズ サロモン・メイヤー オルネオーレ・メテルリ アントニオ・リガブーエ セラフィーヌ・ルイ アンリ・ルソー ジュール・ルフラン ブルーノ・ロヴェスティ A. ローガン / 30人

講演会

「素朴な画家たち」の最初の発見者ヴィルヘルム・ウーデについて / ディナ・ヴィエルニ(コレクター)

共催

朝日新聞社

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