展覧会
会期終了
企画展
スカンディナヴィアの工芸:世界現代工芸展
会期
会場
東京国立近代美術館
デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデンの北欧4カ国の陶芸、金工、ガラス、染織など320点によってスカンディナヴィア・デザインを総合的に紹介したもので、国内初の規模の展観であった。1930年前後から1960年代までの作品を中心に、北欧側選考委員会の選んだ作品に加えて、伝統との関連をうかがわせるそれ以前の作品と、70年代の作品の3部構成とし、北欧工芸を広い範囲で捉える展観とした。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1978年9月15日‒11月19日(57日間)
- 入場者総数
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27,832人(1日平均488人)
- カタログ
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27.7×21.0cm (231) p.
- カタログ掲載論文
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- 四つの国、一つのかたち / ウルフ・ホード・アフ・セーゲルシュタード
- デンマークの現代工芸運動の展開 / エリック・ラッセン
- フィンランド・クラフツ・アンド・デザイン協会(フィンランドのデザイン—その歴史的展望) / エーリク・クスルコプフ
- ノルウェイの現代工芸 / ラウリッツ・オプスタード
- スウェーデンの現代工芸 / ダグ・ヴィドマン
- 展覧会評
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- [家庭]スカンディナヴィア工芸展から 北欧デザインの粋を見る / 朝日新聞 1978年10月8日
- 機能的しかもあたたかく スカンジナビア工芸展から / 読売新聞1978年10月10日
- 「スカンディナヴィアの工芸展」 実用的な優秀さ / 加藤貞雄 毎日新聞(夕) 1978年10月16日
- 「スカンディナヴィアの工芸」展 / 日本経済新聞 1978年10月17日
- [手帳]スカンディナヴィア工芸展 美しく自然の素材生かした実用品 / 読売新聞(夕) 1978年11月8日
- 世界現代工芸展 スカンディナヴィアの工芸 / 新美術新聞 172 1978年9月21日
- 出品点数
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320点
- 出品作家数
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123人
- 講演会
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スカンディナヴィアの工芸 / ウルフ・ホード・アフ・セーゲルシュタード
- 美術講座
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- スカンディナビア文化の特色 / 藤森健次
- スカンディナビアのクラフト・デザイン / 芳武茂介
- スカンディナビアの建築デザイン / 森田茂介
- スカンディナビアの陶芸 / 加藤達美
- 日本とスカンディナビア工芸 / 柳宗理
- 共催
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京都国立近代美術館
- 選考委員
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- エリーク・ラッセン
- タピオ・ペリエイネン
- ラウリッド・オプスタッド
- ペーター・アンカー
- トルヴァルト・クローン=ハンセン
- ダグ・ヴィドマン
- ヤン・ブルニウス