展覧会
会期終了
企画展
山口長男 堀内正和展
会期
会場
東京国立近代美術館
活躍の分野も違い、作風や芸術観も対照的であるが、ともに1930年代から非具象的な造形を志向し、日本の抽象美術のパイオニアとして、現代美術の展開に重要な役割を果たした山口長男(1902‒83)と堀内正和(1911‒2001)を取り上げ、二つの個性的な芸術の全貌を概観した。簡潔明快な形を構築する重厚な画面が豊かな空間を示す山口の絵画98点と、幾何学的な形をもとにユーモアのある空間構成を展開する堀内の彫刻69点で構成された。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1980年4月23日‒6月8日(41日間)
- 入場者総数
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20,180人(1日平均492人)
- カタログ
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24×21.5cm (249) p.
- カタログ掲載論文
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- 山口長男と堀内正和:二つのユニークな造形 / 三木多聞
- 山口長男の足跡 / 浅野徹
- 堀内正和 〈差異〉の美学 / 本江邦夫
- 展覧会評
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- [美術]山口長男・堀内正和 二人展 結実する独創性 / (雅) 読売新聞(夕) 1980年4月24日
- [美術]山口長男・堀内正和展 造形の根源から出たリアリティー / 日野耕之祐 サンケイ(夕) 1980年4月25日
華麗ではないが美しい世界 / 米倉守 朝日新聞(夕) 1980年4月28日 - [美術評]山口長男・堀内正和展 / 寺田千墾 東京新聞(夕) 1980年5月2日
山口長男・堀内正和展 / 滝悌三 日本経済新聞 1980年5月13日山口長男・堀内正和展 二人の抽象美術の対比 / 毎日新聞(夕) 1980年5月31日 - [連載 論論]堀内正和 / 戸村浩 藝術新潮 31-6 1980年6月
- [連載 論論]堀内正和 / ヨシダ ヨシエ 藝術新潮 31-6 1980年6月
- [The Week in Art] / Barbara Thoren, The Japan Times, April 27, 1980
- 出品点数
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167点
- 出品作家 / 人数
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堀内正和 山口長男 / 2人
- 共催
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朝日新聞社