展覧会
会期終了
企画展
フランシス・ベーコン
会期
会場
東京国立近代美術館
ダブリン生まれで20世紀の英国を代表する画家であるフランシス・ベーコン(1909‒92)の日本初となる本格的な回顧展。歪められた身体、叫ぶ顔、シンプルな枠組が生み出す入り組んだ空間表現など、ベーコンの特徴をよく示す、1945年から1982年までの作品45点が展示された。本展の実現に際しては、ブリティッシュ・カウンシルの公的援助とマールボロ画廊の全面的な協力の寄与が極めて大きな意味をもったが、ベーコンの来日自体は叶わなかった。その理由は風邪と伝えられる。なお本展は京都と名古屋に巡回した。
開催概要
- 会場
-
東京国立近代美術館
- 会期
-
1983年6月30日‒8月14日(40日間)
- 入場者総数
-
42,766人(1日平均1,069人)
- カタログ
-
27.0×24.0cm (111) p.
- カタログ掲載論文
-
- フランシス・ベーコン / ローレンス・ゴーイング
- フランシス・ベーコンについて / 市川政憲
- 展覧会評
-
- フランシス・ベーコン展 生の空虚と生臭さ暗示 / 滝悌三 日本経済新聞 1983年7月5日
- 「フランシス・ベーコン」展に寄せて 現代世界の悲劇性えぐる / 大岡信 東京新聞(夕) 1983年7月21日
- [美術]フランシス・ベーコン展 視野の“奥”描き不意を打つ動態 / 田中幸人 毎日新聞(夕) 1983年7月29日
- フランシス・ベーコン展 「見る」欲望かきたてる迫力 / 米倉守 朝日新聞(夕) 1983年8月3日
- フランシス・ベーコン展 “生きる幻想”の肉体 / (川) 読売新聞(夕) 1983年8月4日
- [Art News]フランシス・ベーコンの正体 / 色川武大 藝術新潮 34-8 1983年8月
- 出品点数
-
45点
- 講演会
-
フランシス・ベーコンの芸術 / アラン・ボーネス(テート・ギャラリー館長)
- 共催
-
- 東京新聞
- ブリティッシュ・カウンシル