展覧会
会期終了
企画展
村上華岳展
会期
会場
東京国立近代美術館
村上華岳(1888‒1939)は、円山四条派の写生の流れを汲む画風から出発し、京都市立絵画専門学校研究科在籍中に文部省美術展覧会に入選、早くから頭角を表し以降同展に出品を重ねた。しかし1918年に土田麦僊らと国画創作協会を創立、以降は《裸婦図》(1920年)をはじめ、仏画、六甲の山々、牡丹などの主題による精神性あふれる作品を生み出し、独自の境地へと至った。本展は代表作によりこうした華岳の芸術の歩みをたどった。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1984年3月28日‒5月6日(35日間)
- 入場者総数
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43,499人(1日平均1,243人)
- カタログ
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27.0×22.0cm (190) p.
- カタログ掲載論文
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序:華岳、大正10年-12年 / 岩崎吉一
- 展覧会評
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- [美術評]村上華岳展 対照的な二人の世界 / 寺田千墾 東京新聞(夕) 1984年4月18日
- [美術]村上華岳展 官能と神秘の拮抗 / 日野耕之祐 サンケイ(夕) 1984年4月20日
- 出品点数
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106点
- 講演会
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- 村上華岳と私 / 秦恒平
- 村上華岳について / 岩崎吉一
- 共催
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日本経済新聞社