展覧会

会期終了 企画展

三次元性:ドイツ彫刻の現在

会期

会場

東京国立近代美術館

とりわけ1970年代以降、伝統的な彫刻技法・素材は全面的な批判にさらされ、すべてのものは彫刻たりうると言いうるほどに彫刻概念は拡張された。本展は、ドイツの現代彫刻を「三次元性」をキーワードに鳥瞰し、1980年代における彫刻のアクチュアリティを再考する試みである。出品作家の選定には、ハインツ・フックス、ディーター・ホーニシュ、ジークフリート・ザルツマン、エドゥアルト・トリアーの4名が当たり、彫刻68点、素描等126点が出品された。

開催概要

会場

東京国立近代美術館

会期

1984年7月21日‒9月9日(44日間)

入場者総数

21,132人(1日平均480人)

カタログ

25.5×21.5cm (176) p.

カタログ掲載論文
  • 序 / エドゥアルト・トリアー
  • 三次元性について / 松本透
展覧会評
  • [手帳]「三次元性─ドイツ彫刻の現在」 現代彫刻の形式手法を網羅 / 読売新聞(夕) 1984年8月10日
  • [美術]三次元性─ドイツ彫刻の現在 粗削りだが大きいスケール表現方法に理屈っぽさ / 田中幸人 毎日新聞(夕) 1984年8月18日
  • [Stardust]彫刻もドイツ・フェア / 藝術新潮 35-9 1984年9月
  • [展覧会批評]三次元性 ドイツ彫刻の現在 石のひとがたの崩壊 / 田中幸人 アトリエ 692 1984年10月
  • [展覧会]三次元性 ドイツ彫刻の現在展 彫刻、そのダイナミズムの蘇生 / 原口典之 美術手帖 533 1984年10月
  • [Arts] German Sculpture / Katharina von Braun, Asahi Evening News, August 10, 1984
出品点数

194点

出品作家数

40人

講演会

ドイツ美術の現状 / ディーター・ホーニシュ(ベルリン国立美術館館長)

共催
  • 東京ドイツ文化センター
  • 朝日新聞社
協力

海外交流振興会(シュトゥットガルト)

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