展覧会
会期終了
企画展
棟方志功展
会期
会場
東京国立近代美術館
昭和に活躍した異色の作家、棟方志功の没後10年を記念して開催した。棟方の制作活動は版画だけでなく、日本画、書、油絵と多岐にわたるが、棟方の本領は、「版画とは板から生まれた絵である」と自覚して「板画」と書いた木版画にあると考え、版画に焦点を絞った。棟方版画の評価すべき造形上の特色はほとんど戦前に現れていると見て、特に昭和戦前期を重視し、その独特な表現の生成過程をたどれるよう努めた。出品点数は約70点。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1985年3月20日‒5月6日(42日間)
- 入場者総数
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66,129人(1日平均1,575人)
- カタログ
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24.0×21.3cm 225, 16 p.
- カタログ掲載論文
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棟方志功と「板画」 / 藤井久栄
- 展覧会評
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- [美術評]棟方志功展 統一、洗練は乏しいが / 寺田千墾 東京新聞(夕) 1985年4月3日
- [美術]棟方志功展 土俗的浪漫性の魅力 / 日野耕之祐 サンケイ(夕) 1985年4月19日
- [美術]棟方志功展 「西洋」を眼中におかぬ強さ / 田中幸人 毎日新聞(夕) 1985年4月26日
- [新美術時評]「世界のムナカタ」というけれど… / 彦坂尚嘉 新美術新聞 400 1985年5月21日
- [Arts] Trasformation, Petrification, Engergy / Janet Koplos, Asahi Evening News, April 19, 1985
- 出品点数
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71点
- 共催
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朝日新聞社