展覧会
会期終了
企画展
近代の見なおし:ポストモダンの建築1960-1986
会期
会場
東京国立近代美術館
ポストモダニズムとは、近代主義が捨て去ってしまった歴史的、文化的、環境的要素を、人間にとって不可欠な要素として再評価する思想のこと。本展は、1960年代以降、とりわけ建築において重要となったこの動向を捉えようとした展覧会。ドイツ建築美術館での同名の開館展(1984年)を母体に、フランスの建築家3名や、磯崎新や伊東豊雄など日本の建築家9名を加えて構成された。出品されたのは、図面、スケッチ、模型など約300点。日本の建築家の選定にあたっては、この年に創立100周年を迎えた日本建築学会と美術館とが協議した。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1986年9月6日‒10月19日(38日間)
- 入場者総数
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36,093人(1日平均950人)
- カタログ
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29.9×22.5cm (142) p.
- カタログ掲載論文
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- 近代の見なおし / ハインリッヒ・クロッツ
- 機能が見えなくなった時代の建築:ポスト・モダニズムと日本 / 鈴木博之
- 展覧会評
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- 人間らしさいま再び 近代の見なおし「ポストモダンの建築」展 /松葉一清 朝日新聞(夕) 1986年9月3日
- 「ポストモダンの建築」展を見て / 毛綱毅曠 読売新聞(夕) 1986年9月17日
- 建築は、いまポストモダン 上下 / 松葉一清 朝日新聞(夕) 1986年10月2, 3日
- 「近代の見なおし」展を見て 小さな「私」へのこだわり / 中村英樹毎日新聞(夕) 1986年10月4日
- [今月の展覧会]近代の見なおし ポストモダンの建築1960 ‒1986 「ポストモダンの建築展」を迎えて / 馬場璋造 三彩 468 1986年9月
- [Art News]ポスト・モダン建築の“引用”と“個性” / 藝術新潮 37-10 1986年10月
- 『近代の見なおし』─ポストモダンの建築1960 ‒1986 / 松葉一清 建築文化 41-480 1986年10月
- [特集 ポスト・モダンの建築ってなんだった]火の衰弱 / 飯島洋一 美術手帖 570 1986年11月
- [特集 ポスト・モダンの建築ってなんだった]成熟途上のポスト・モダン / 宇佐美圭司 美術手帖 570 1986年11月
- [特集 ポスト・モダンの建築ってなんだった]建築という表現 / 太田省吾 美術手帖 570 1986年11月
- [特集 ポスト・モダンの建築ってなんだった]ある建築の存在証明 / 高木修 美術手帖 570 1986年11月
- [Arts] What Will Be Real / Janet Koplos, Asahi Evening News, September 19, 1986
- 出品点数
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約300点
- 出品作家数
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40人
- 共催
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- ドイツ建築美術館
- 日本建築学会
- 東京ドイツ文化センター
- 朝日新聞社