展覧会
会期終了
企画展
大正期の細密描写:写実の系譜 2
会期
会場
東京国立近代美術館
「洋風表現の導入 江戸中期から明治初期まで:写実の系譜 1」に続くシリーズの第二弾。大正期において洋画と日本画に共通して現れる克明緻密な細密描写(ミニアチュールではない)の傾向を「I 岸田劉生とその周辺」「II 速水御舟とその周辺」「III 京都の日本画」に大別し、洋画、日本画ともに第二世代とも言える画家たちによる大正期の細密描写の機縁を、精神的側面と造形的側面から検証する展覧会となっている。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1986年10月30日‒12月7日(34日間)
- 入場者総数
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12,331人(1日平均363人)
- カタログ
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25.6×19.0cm (270) p.
- カタログ掲載論文
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- 大正期の細密描写 / 岩崎吉一
- 岸田劉生と草土社 / 浅野徹
- 大正期の速水御舟 / 尾﨑正明
- 国画創作協会の作家達 / 尾﨑正明
- 展覧会評
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- 「写実の系譜II 大正期の細密描写」展 問題提起に富み新鮮 / 滝悌三 日本経済新聞 1986年11月15日
- [Art News]日本だから生れた大正神秘細密画 / 藝術新潮 37-12 1986年12月
- [美術時評]大正期の見直し─東・西 国立近代美術館 / 瀧悌三 アトリエ 720 1987年2月
- 出品点数
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139点
- 出品作家 / 人数
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石川晴彦 入江波光 上村松篁 牛田鶏村 大沢鉦一郎 岡村宇太郎 小野竹喬 小茂田青樹 甲斐庄楠音 岸田劉生 木村荘八 小絲源太郎 河野通勢 小林古径 榊原始更 榊原紫峰 杉田勇次郎 清宮彬 高須光治 土田麦僊 椿貞雄 徳岡神泉 富取風堂 中島正貴 速水御舟 福田平八郎 松岡正雄 三岸好太郎 宮脇晴 村上華岳 横堀角次郎 / 31人
- 共催
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京都国立近代美術館