展覧会
会期終了
企画展
京都の日本画1910-1930:大正のこころ・革新と創造
会期
会場
東京国立近代美術館
明治の京都画壇では、竹内栖鳳らが伝統的な円山四条派の表現に西洋美術の写実性を融合させ、新たな時代にふさわしい日本画のあり方を模索した。だが、明治40年代には土田麦僊ら次世代の作家たちが、ポスト印象派などさらに進んだ西洋の美術や思潮のほか、東洋美術、日本の古美術からも刺激を受けて、造形の新しさだけでなく、自我や対象の生の表現をも追求しようとした。本展は大正を中心に明治期、昭和初期の作品も含めて、こうした京都の日本画の様相を明らかにした。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1986年12月17日‒1987年1月25日(27日間)
- 入場者総数
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8,868人(1日平均328人)
- カタログ
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24.0×17.4cm (238) p.
- カタログ掲載論文
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京都の日本画 1910 ‒1930 / 内山武夫
- 展覧会評
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- 日本画 相次ぐ検証 / (三) 読売新聞(夕) 1987年1月12日
- [新美術時評]日本画の逸脱と復古 / 末永照和 新美術新聞 457 1987年2月1日
- 出品点数
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142点
- 出品作家数
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59人
- 共催
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京都国立近代美術館