展覧会

会期終了 企画展

杉山寧展

会期

会場

東京国立近代美術館

杉山寧(1909‒93)は、卓抜した描写力と緊密な構成力を基盤として、戦後の日本画の分野で意欲的に新しい画境を開拓した。その堅牢な画面と、奥深くに静謐な叙情を湛えた作風は、従来の日本画の枠を超えたものとして高い評価を得ている。この展覧会では、杉山が戦前の官展や戦後日展に発表した代表作に、当時発表しないまま描きためていたカッパドキアを題材とする新作、デッサン等を加え、杉山の創作の軌跡と新たな展開を示した。

開催概要

会場

東京国立近代美術館

会期

1987年8月18日‒9月27日(36日間)

入場者総数

100,898人(1日平均2,803人)

カタログ

27.0×22.0cm (213) p.

カタログ掲載論文
  • 杉山寧の芸業 / 河北倫明
  • 構成とイメージ:杉山寧の抽象的作品について / 岩崎吉一
展覧会評
  • 杉山寧展 16年ぶりの回顧 / 米倉守 朝日新聞(夕) 1987年8月26日
  • [美術評]杉山寧展 上下 / 寺田千墾 東京新聞(夕) 1987年8月26, 28日
  • [美術]杉山絵画、深遠な全容 / (雅) 読売新聞(夕) 1987年8月31日
  • [美術]杉山寧展 首尾一貫の表現理念 / 三田晴夫 毎日新聞(夕) 1987年9月1日
  • [美術時評]下田義寛問題、林武、杉山寧、モンドリアン / 瀧悌三 アトリエ 729 1987年11月
  • [座談会=美術季評 ’87冬]デュシャン、セラ、敦煌壁画を見て / 酒井忠康、東野芳明、米倉守(座談) 季刊みづゑ 945 1987年12月
出品点数

123点

共催

日本経済新聞社

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