展覧会
会期終了
企画展
難波田龍起展:今日の作家
会期
会場
東京国立近代美術館
戦後日本の抽象絵画を代表する画家の一人、難波田龍起(1905‒97)の回顧展。戦前は古代ギリシャの精神に憧れていた彼は、戦後は幾何学的抽象やアンフォルメル絵画などにも反応しながら、一貫して線と色彩とによって喚起される生命感の表現に取り組んだ。本展はその奥深い詩情を湛えた画風がどのように展開してきたか、新作もまじえて時代順に7つの章でたどった。なお本展により難波田は翌1988年、第29回毎日芸術賞を受賞した。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1987年11月17日‒12月20日(30日間)
- 入場者総数
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7,839人(1日平均261人)
- カタログ
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28.0×21.0cm (134) p.
- カタログ掲載論文
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- 序論:難波田龍起の軌跡 / 田中淳
- 難波田龍起の抽象絵画:その成立を読む / 松本透
- 難波田龍起:アンフォルメルのあとさき / 千葉成夫
- 展覧会評
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- 難波田龍起展 古風で新しく / 米倉守 朝日新聞(夕) 1987年12月2日
- [美術]難波田龍起展 清冽な抽象への詩魂 / 田中幸人 毎日新聞(夕) 1987年12月8日
- [Newsフロッピー]「国立」のカラを破る 近代美術館、相次ぎ現代個展 / (夫) 読売新聞(夕) 1987年12月19日
- [Exhibition]難波田龍起展 木立から原始的風景へ / 土方明司美術手帖 589 1988年1月
- Nambata’s Paintings Have Poetry, Life / Kyoko Nakajima, The Daily Yomiuri, December 8, 1987
- 出品点数
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95点