展覧会
会期終了
企画展
昭和の美術:所蔵作品による全館陳列
会期
会場
東京国立近代美術館 全館
当館の常設展示は、通常は2階から4階に限られているが、コレクションの厚みを十分に示すため、1986年以降、年に一度、全館を使った所蔵作品展示を行い、その特色を示す機会としてきた。本展は、1989年1月に幕を閉じた「昭和」という時代の様相を示そうとしたもので、この時代(1927‒88年)に制作された226名の作家による日本画、洋画、彫刻、版画、水彩、素描、写真などを、ジャンルを越えて年代史的に構成した。
開催概要
- 会場
-
東京国立近代美術館 全館
- 会期
-
1989年7月21日‒9月17日(51日間)
- 入場者総数
-
22,297人(1日平均437人)
- カタログ
-
30.4×22.5cm (180) p.
- カタログ掲載論文
-
- 当館コレクションと昭和の美術 / 富山秀男
- 昭和期の美術への試論:近代から現代への架橋として / 田中淳
- 展覧会評
-
- 東京国立近代美術館で「昭和の美術」はじまる / 米倉守 朝日新聞(夕) 1989年7月26日
- [美術]昭和の美術展 個と類の時代相を浮き彫り / 三田晴夫毎日新聞(夕) 1989年8月15日
- [美術]東京国立近代美術館「昭和の美術」展 時代の軌跡鮮やか / (川) 読売新聞(夕) 1989年8月28日
- [美術]東京国立近代美術館の所蔵品展から 「昭和の美術」は何を遺したか / 日野耕之祐 産経新聞 1989年8月31日
- [新美術時評]修辞的な昭和 / 堀浩哉 新美術新聞 549 1989年10月1日
- [Arts / Leisure] Japan Exhibition Examines Troubled Years of Showa Era / Patrick L. Smith, International Herald Tribune, August 19 ‒20, 1989
- [Arts] Art of the Showa Period / Azby Brown, Asahi Evening News, August 25, 1989
- 出品点数
-
331点
- 出品作家数
-
226人