展覧会
会期終了
企画展
移行するイメージ:1980年代の映像表現
会期
会場
東京国立近代美術館
1980年代の美術において重要な局面をなした、写真媒体を用いる作家を紹介した。彼らは写真の自立や芸術性の確立といった従来の枠組みを離れ、たとえば身辺に遍在する写真イメージを、社会を覆う巨大な消費システムの象徴的断片と捉えて作品に導入する。イメージを流通させるシステムそのものに干渉し、同時代の文化や社会が直面する問題に対し批評的手段となるような、新しい写真表現を浮かび上がらせた。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1990年11月20日‒12月16日(24日間)
- 入場者総数
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6,431人(1日平均268人)
- カタログ
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29.6×21.0cm (152) p.
- カタログ掲載論文
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- 序論 / 河本信治
- 古い魅力の復活 / アラン・サヤグ
- 展覧会評
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[文化往来]多様な方向性、写真を用いた美術作品 / 日本経済新聞 1990年12月15日
- 出品点数
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67点
- 出品作家 / 人数
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小山穂太郎 野村仁 森村泰昌 デニス・アダムス エヴェルガンバーバラ・エス ソフィー・カル ジェフ・クーン ハンナ・コリンズ ロリー・シモンズ トーマス・シュトゥルート マイク&ダグ・スターン アンドレ・セラノ ヘレン・チャドウィック パトリック・トサニ カレン・ノールアン・ハミルトン ペーター・フィシュリ&ダヴィッド・ヴァイス リチャード・プリンス ベルンハルト&アンナ・ブルーム クリスチャン・ボルタンスキー シャルル・マトン アネット・メサジェ オリヴィエ・リションジョルジュ・ルース ルイーズ・ローラ / 26人(組)
- 共催
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京都国立近代美術館