展覧会
会期終了
企画展
荒川修作の実験展:見る者がつくられる場
会期
会場
東京国立近代美術館
ニューヨークで約30年間活動を続け、世界の現代美術にインパクトを与え続けてきた荒川修作(1936‒2010)が、1990年当時繰り広げていた知覚に関する「実験」を集大成した企画。1960年代初頭の作品と、知覚を検証するための装置とも言える近作によった本展は、それ自体が一つの実験場を構成し、見る者に自らの知覚と身体を問い直させる場となった。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1991年11月1日‒12月10日(34日間)
- 入場者総数
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14,652人(1日平均431人)
- カタログ
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33.0×23.8cm (334) p.
- カタログ掲載論文
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- 序論:空間を形成する─荒川修作のモティーフの諸層をたどる試み / 髙橋幸次
- アラカワを見る / C. W. ハクストハウゼン
- 空間的出来事の留保 / ジャン=フランソワ・リオタール
- 展覧会評
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- 現代美術のなかで 荒川修作展の意味 / 針生一郎 公明新聞1991年11月26日
- 「精神のディズニーランドに」 NY在住の荒川修作氏 東西国立美術館で個展 / 田中三蔵 朝日新聞(夕) 1991年11月28日
- 荒川修作の実験展 知覚に挑む美術の極北 / (M) 産経新聞1991年12月2日
- [美術]「荒川修作の実験」展 曖昧さの装置 / (Y) 東京新聞(夕) 1991年12月6日
- [今週のArt情報]今なお健在 ! 反芸術家・荒川修作の偉業を知る / 鴨橋才蔵 週刊東京ウォーカー 1991年11月5日
- 荒川修作展 “見るものをつくる”荒川の暴力的構築物は確実に美術の枠を越え始めた / 小山登美夫 ぴあ 1991年11月7日
- 囚われの日常から解き放つための実験装置 / 開発チエ City road 21-12(249) 1991年12月
- 荒川修作の実験展─見る者がつくられる場 ぶっちぎりの独走 / (西) 新美術新聞 624 1991年12月11・12日
- [特別企画]荒川修作 「見る者がつくられる場」読解 / 工藤順一 美術手帖 650 1992年2月
- [Art Perspective]見る者がつくられる場 荒川修作の実験展 / 難波英夫 ダンスマガジン 2-3 1992年3月
- [The Creators] Shusaku Arakawa Painter and Sculptor, Playing with Destiny / Tsuyuhiko Hinatsu, Asahi Evening News Sunday ed., December 1, 1991
- 出品点数
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70点
- 講演会
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(対談)荒川修作 髙橋幸次
- 共催
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京都国立近代美術館