展覧会
会期終了
企画展
小川芋銭展
会期
会場
東京国立近代美術館
小川芋銭(1868‒1938)は、明治以降の近代化や、その中で展開された日本画から距離をおき、強い個我の表現を示した。その作品には、不可知なものとしての自然の奥深さと、そこに育まれる生命の喜びとが極めて象徴的に表現されている。それは近代という時代にあって、自然と人間の結びつきや、人間の生き方そのものに対する鋭い問いかけでもあった。この展覧会では、5章構成によって芋銭の創作の軌跡をたどるとともに、その本質を探った。愛知県美術館へ巡回。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1993年4月8日‒5月16日(34日間)
- 入場者総数
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34,870人(1日平均1,026人)
- カタログ
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28.0×22.5cm (202) p.
- カタログ掲載論文
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小川芋銭 自然との語らい / 尾﨑正明
- 展覧会評
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- [絵画]小川芋銭展 近代離れて自然と一体 / (三) 朝日新聞(夕) 1993年4月16日
- [展評]小川芋銭展 幻想のリアリティー / (H) 産経新聞 1993年5月2日
- [美術]小川芋銭展 水平性の魅力 / 北澤憲昭 東京新聞(夕) 1993年5月7日
- 心のグラフィティー / 栄久庵憲司 日本経済新聞 1993年5月9日
- 出品点数
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91点
- 講演会
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- 小川芋銭の芸術 / 鈴木進
- 小川芋銭 自然との語らい / 尾﨑正明
- 中学・高校美術科担当教諭のための美術鑑賞講座 / 尾﨑正明
- 共催
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日本経済新聞社