展覧会
会期終了
企画展
「絵画」の成熟 1930年代の日本画と洋画:写実の系譜 4
会期
会場
東京国立近代美術館
日本の近代絵画がもつ諸問題をその写実表現から見直す「写実の系譜」シリーズの第4弾。出品作家は藤島武二、菊池契月、坂本繁二郎、小林古径、安田靫彦、土田麦僊、梅原龍三郎、安井曽太郎、須田国太郎、速水御舟の日本画・洋画各5名。すでに円熟期を迎え、東西の美術を踏まえて、写実に基づき表現の深化を見せた画家たちである。ジャンルを区別せずに同じ「絵画」として捉え、それぞれ写実の点から1930年代(昭和初期)を検証した。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1994年10月1日‒11月13日(38日間)
- 入場者総数
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14,318人(1日平均377人)
- カタログ
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25.7×19.0cm (186) p.
- カタログ掲載論文
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序論 / 田中淳
- 展覧会評
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- 「写実の系譜IV・『絵画』の成熟」展 表現確立の過程見る / 宝玉正彦 日本経済新聞 1994年10月10日
- [展評]『絵画』の成熟─1930年代の日本画と洋画展 先駆者たちの写実への挑戦 / 日野耕之祐 産経新聞(夕) 1994年10月16日
- [美術]写実の系譜IV「絵画」の成熟 写実と非写実の臨界 / 北澤憲昭 東京新聞(夕) 1994年10月21日
- 出品点数
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98点
- 出品作家 / 人数
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梅原龍三郎 菊池契月 小林古径 坂本繁二郎 須田国太郎 土田麦僊 速水御舟 藤島武二 安井曽太郎 安田靫彦 / 10人
- 講演会
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- 田中淳
- 浅野徹
- 共催
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京都国立近代美術館