展覧会
会期終了
企画展
若林奮展:素描という出来事
会期
会場
東京国立近代美術館
1992年度、彫刻家若林奮(1936‒2003)が1955年から86年までの30年間に描いた3,055枚の素描群が作家本人から当館に寄贈された。この展覧会はその一部を紹介したものである。いわゆる作品と呼び得るものから、プランやいたずら描きに近いものまでと出品内容は多岐に渡ったが、総体として見る時、それは一人の彫刻家の世界というにとどまらず、広く創造行為一般について考える一つの機会となったと思われる。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1995年1月5日‒2月26日(46日間)
- 入場者総数
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11,493人(1日平均250人)
- カタログ
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28.8×25.0cm (40) p.
- カタログ掲載論文
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- 若林奮と素描 / 市川政憲
- 夥しさについて / 中林和雄
- 展覧会評
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- [美術]「若林奮-素描という出来事」展 創造する「時間」を積み重ね / (若) 朝日新聞(夕) 1995年1月18日
- [美術]若林奮展 意識下領域の隅々に光をあてる素描群 / (菅)読売新聞(夕) 1995年2月2日
- [美術]若林奮展─素描という出来事 秘密めく不条理感 / 北澤憲昭 東京新聞(夕) 1995年2月3日
- [美術]若林奮展 イメージの裸形刻む素描群 / 三田晴夫 毎日新聞(夕) 1995年2月6日
- 若林奮展 緊張強いる素描の30年 / 宝玉正彦 日本経済新聞1995年2月17日
- [展評]若林奮展 地下から地上へ…創造の始まり / (M) 産経新聞 1995年2月19日
- [Stardust]若林奮の“素描三千世界” / 藝術新潮 46-2 1995年2月
- 若林奮展─素描という出来事 世界を素描のうちに切り開く視線 / 難波英夫 週刊エコノミスト 1995年2月14日
- 出品点数
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317点