展覧会
会期終了
企画展
石元泰博展:現在の記憶
会期
会場
東京国立近代美術館フィルムセンター展示室
石元泰博(1921‒2012)の近作展。未発表の新作を含む、 1980年代半ば以降に制作された《雲》、《落ち葉》、《あき缶》、《雪のあしあと》の4つの連作により構成された。シカゴ・インスティテュート・オブ・デザイン(通称ニュー・バウハウス)に学んだ石元は、その卓越した造形感覚により、正統的なモダニズムを体現する写真家として、日本の写真界に独自の位置を得てきた。うつろいゆくものに関心を向けた近作群による本展は、その40年以上に及ぶ活動の新局面を示すものとして注目された。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館フィルムセンター展示室
- 会期
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1996年2月14日‒3月30日(34日間)
- 入場者総数
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2,498人(1日平均73人)
- カタログ
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24.0×19.2cm (70) p.
- カタログ掲載論文
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生きた世界への眼差し / 増田玲
- 展覧会評
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- [写真]石元泰博「現在の記憶」展 情緒的な見方 拒む厳しさ / (前) 読売新聞(夕) 1996年3月13日
- [単眼複眼]石元泰博展 ダンディズムが深い詩情に / (若) 朝日新聞(夕) 1996年3月18日
- [写真展評]石元泰博「現在の記憶」 知覚の刹那的なセンス / 平木収 アサヒカメラ 81-5 1996年4月
- Photographer zooms in on the impermanence of things / Kaori Minakuchi, Asahi Evening News, March 14, 1996
- 出品点数
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140点
- 講演会
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- 石元泰博
- 増田玲(聞き手)
- 会場構成
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ダスティン・W.レヴィット