展覧会
会期終了
企画展
萬鐵五郎展:絵画の大地を揺り動かした画家
会期
会場
東京国立近代美術館
萬鉄五郎(1885‒1927)は、日本で最初期にフォーヴィスム、キュビスムなどの影響を示す作品を制作し、明治から大正、昭和へと美術の変化を促した画家の一人である。当館では1953(昭和28)年度に「四人の画家:中村彝 小茂田青樹 萬鉄五郎 土田麦僊」で取り上げて以来、初の大規模回顧展となった。岩手県立博物館の協力の下、238点の作品および30点の資料を紹介した。またカタログには詳細な年譜、文献目録を付し、書簡など一次資料の採録も行った。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1997年3月15日‒5月11日(50日間)
- 入場者総数
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34,991人(1日平均700人)
- カタログ
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28.0×22.5cm (267) p.
- カタログ掲載論文
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- 序論 / 田中淳
- 萬鐵五郎と大正期の「表現」 / 市川政憲
- 萬鐵五郎における南画 / 島田康寛
- 展覧会評
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- 萬鐵五郎展 鏡見つめ、えぐった自己 / (田) 朝日新聞 1997年3月1日
- 万鉄五郎展 新しい表現生かした腕力 / 宝玉正彦 日本経済新聞 1997年3月20日
- [美術]萬鐵五郎展 土着的形態と重々しい色彩 / 山梨俊夫 東京新聞(夕) 1997年3月21日
- 画家二人の回顧展比較 / (三) 朝日新聞(夕) 1997年3月24日[美術]萬鐵五郎展 存在の追究─近代画業を再検証 / 三田晴夫 毎日新聞(夕) 1997年3月31日
- [アート]萬鐡五郎展 黎明の日本人の油彩を再確認 / 渋沢和彦 産経新聞 1997年4月20日
- 出品点数
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268点
- 講演会
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私にとっての萬鉄五郎 / 野見山暁治
- シンポジウム
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萬鉄五郎の多面性 / 陰里鐵郎 田中淳 平澤広 水沢勉 市川政憲(司会)
- 共催
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- 京都国立近代美術館
- 岩手県教育委員会
- 朝日新聞社