展覧会
会期終了
企画展
モダンデザインの父 ウィリアム・モリス
会期
会場
東京国立近代美術館
19世紀後半のイギリスで、デザイナーであり詩人、社会思想家、出版家として広範な躍動を繰り広げたウィリアム・モリス(1834‒96)。その多彩な業績を回顧し、近代デザインの展開に多大な影響を与え、今日もなお人々を魅了し続けているモリスの実像と現代的な意味とを、約240点の作品によって総合的に検証したものである。没後100年を機とする開催であり、多彩な魅力を発揮したモリスの仕事への理解を深め、研究のさらなる発展を企図した。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1997年5月27日‒7月13日(42日間)
- 入場者総数
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107,258人(1日平均2,554人)
- カタログ
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29.7×22.5cm (204) p.
- カタログ掲載論文
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- 序論 / リンダ・パリー
- バーン=ジョーンズが人を、ウェッブが鳥を、そしてモリスが野の花を描いた / 藤田治彦
- 「美しい書物」についての伝説 / 薮亨
- ウィリアム・モリスとスタジオ・クラフト / 金子賢治
- ウィリアム・モリスの仕事 / リンダ・パリー
- ロマンティシズム・反修復運動・講演活動 / 藤田治彦
- 展覧会評
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- 「モリス・デザイン」の先見性とは / 鶴岡真弓 読売新聞(夕) 1997年5月28日
- [アート]“モダンデザインの父”の作品240点 親しみ深い繊細な草花模様 / 渋沢和彦 産経新聞 1997年6月1日
- [美術]「ウィリアム・モリス」展 協働を成り立たせる『地』 / 北澤憲昭 東京新聞(夕) 1997年6月13日
- [特集]モダンデザインの父 ウィリアム・モリス展 ウィリアム・モリスの装飾人生 / 谷田博幸 藝術新潮 48-6 1997年6月
- [Arts] A life of illumination / Robert Reed, The Daily Yomiuri, June 3, 1997
- 出品点数
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234点
- 講演会
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- デザイナーとしてのウイリアム・モリス / 藪亨
- ウイリアム・モリスの生き方 / 川端康雄
- 共催
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- ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館
- NHK
- NHKプロモーション