展覧会
会期終了
企画展
土田麦僊展
会期
会場
東京国立近代美術館
土田麦僊(1887‒1936)は、はじめ竹内栖鳳のもとで丹念な観察に基づく写生を基調とした画風から出発した。やがてルノワールやゴーギャンなどの西洋絵画、桃山時代の障壁画などの日本絵画、宋時代の中国美術から大いに影響を受け、西洋絵画と肩を並べうるような日本画の表現の可能性を追求、そのための場として村上華岳らと国画創作協会を結成した。本展では代表作と下絵、写生帖によりこうした麦僊の芸術の全貌を解明しようとした。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1997年9月13日‒10月19日(32日間)
- 入場者総数
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52,624人(1日平均1,645人)
- カタログ
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28.0×22.5cm (196) p.
- カタログ掲載論文
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- 土田麦僊 ─ 清雅なる理想美の世界 / 内山武夫
- 大正期芸術思潮の中の麦僊 / 島田康寛
- 展覧会評
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[草薙奈津子のウイークエンドアート]美人画2つの特別展 / 草薙奈津子 信濃毎日新聞 1997年9月19日
- 出品点数
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176点
- 講演会
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- 土田麦僊 ─ その人と芸術 / 内山武夫
- 若き日の麦僊 / 田中日佐夫
- 共催
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- 京都国立近代美術館
- 日本経済新聞社