展覧会

会期終了 企画展

大辻清司写真実験室

会期

会場

東京国立近代美術館フィルムセンター展示室

大辻清司(1923-2001)は、1950年代に発表した前衛的な写真作品によってこれまで評価され、60年代以降は教育者、著述家としての活動がもっぱら知られてきた写真家である。初の本格的な回顧展となった本展では、作品として発表されてきた写真だけでなく、美術写真や建築写真、商業写真など、大辻が手がけた多様な仕事を取り上げ、著述等を通じて示されたヴィジョンを手がかりに、その写真をめぐる実験性に満ちた取り組みと、柔軟な思考の軌跡をたどった。

開催概要

会場

東京国立近代美術館フィルムセンター展示室

会期

1999年1月12日‒3月6日(40日間)

入場者総数

3,264人(1日平均82人)

カタログ

29.0×24.2cm (136) p.

カタログ掲載論文
  • 大辻清司写真実験室案内書 / 増田玲
  • 記録することと表現すること:大辻清司 / 大谷省吾
展覧会評
  • [写真]「大辻清司写真実験室」展 表現の面白さ 静かに問う /(前) 読売新聞(夕) 1999年1月18日
  • [美術]大辻清司写真実験室 昇華された“セピアの靄” / 北澤憲昭 東京新聞(夕) 1999年2月5日
  • [美術]「大辻清司写真実験室」「日本列島クロニクル 東松照明の50年」 ひたむきな視線、空間・時代へ / 大西若人 朝日新聞(夕) 1999年2月10日
  • [文化往来]大辻清司 60年余の仕事を回顧 / 日本経済新聞1999年2月12日
  • [From Exhibition]「大辻清司写真実験室」展 鏡と台座 / 大日方欣一 美術手帖 767 1999年2月
  • [写真展評]大辻清司「写真実験室」 多様さと普遍性を回顧 / 平木収 アサヒカメラ 84-3 1999年3月
出品点数

156点

映画上映と対談
  • 高梨豊
  • 鈴木志郎康
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