展覧会
会期終了
企画展
顔:絵画を突き動かすもの
会期
会場
国立西洋美術館
20世紀初頭のマティスらから、第二次大戦後のベーコンやデュビュッフェを経て、バゼリッツ、クレメンテといった現代の作家に至る45作家の作品を、顔という切り口から紹介し、そこに20世紀美術のダイナミクスを探ろうとした。 6セクションから構成され、顔と絵画の関係をめぐる多様な問題への接近が試みられた。なお、本館改修工事にともない、東京展は国立西洋美術館において開催された。
開催概要
- 会場
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国立西洋美術館
- 会期
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2000年1月12日‒2月13日(29日間)
- 入場者総数
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24,407人(1日平均842人)
- カタログ
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26.0×19.0cm (199) p.
- カタログ掲載論文
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- 絵画と顔 / 中林和雄
- 真正面からまじまじと / 蔵屋美香
- 展覧会評
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- [美術]「顔 絵画を突き動かすもの」展 じっくり向き合えば作品との対話開ける / (前) 読売新聞(夕) 2000年1月20日
- [美術]「顔 絵画を突き動かすもの」展 絵画の本質と呪縛力 / 中村隆夫 東京新聞(夕) 2000年1月21日
- [カミングイン]顔で読み解く今世紀史 / (三) 朝日新聞(夕) 2000年2月4日
- [モード遊歩録]〈顔〉の生成を描き出す 肖像画のない「顔展」より / 鷲田清一 産経新聞(夕刊大阪版) 2000年2月7日
- 「顔 絵画を突き動かすもの」 迫力ある秀作多い肖像画、自画像 / 宝木範義 公明新聞 2000年2月8日
- たとえ崩れようとも「顔」は人類普遍のテーマ / 村田真 アミューズ 2000年1月12日
- 絵画の中の「顔」に潜む、かぎりなく多元的な解釈 / 坂川栄治 Pen 4-2(37) 2000年2月
- 絵画を乗っ取った顔面の力 / 武田昌悟 東京人 15-3 2000年3月
- [新美術時評]「顔」の仏語をご存知? / 三上豊 新美術新聞 888 2000年3月11日
- [Arts weekend] Facing up to a search for identity / Miki Takashima, The Daily Yomiuri, January 20, 2000
- [Arts] Eye to eye with 20th-century face / Linda Inoki, The Japan Times, January 23, 2000
- 出品点数
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97点
- 出品作家数
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45人
- 講演会
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〈顔〉という現象 / 鷲田清一