展覧会
会期終了
企画展
1930年代日本の印刷デザイン:大衆社会における伝達
会期
会場
東京国立近代美術館フィルムセンター展示室
1930年代、モダンな都市生活が広まり社会運動が激化するなか、ポスターやチラシ、パンフレット、雑誌などのデザインには、プロパガンダや宣伝、紹介等のメッセージを伝達するさまざまな工夫がなされ、印刷デザインが志向された。「踊り出す文字」、「社会生活の標語化」、「グラフィズムの新感覚」、「商品化される市民生活」の部門にわけてそれらの特質を提示し、伝達を考え始めた時代のデザインとして、この時期の印刷デザインを再検証した。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館フィルムセンター展示室
- 会期
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2001年8月14日‒11月4日(72日間)
- 入場者総数
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3,169人(1日平均44人)
- カタログ
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29.0×22.2cm (82) p.
- カタログ掲載論文
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- 大衆社会におけるデザイン / 樋田豊次郎
- 1930年代の日本の印刷技術 / 本多真紀子
- 戦前日本社会運動の足あと─ 1930年代ポスターの背景 ─ / 梅田俊英
- 展覧会評
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- [Stardust]「1930年代 日本の印刷デザイン─大衆社会における伝達」展 昭和初期の宣伝美術てんやわんや / 藝術新潮 52-10 2001年10月
- 「1930年代日本の印刷デザイン」 装飾性から意思の伝達へ / 日経デザイン 171 2001年9月
- 出品点数
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108点
- 出品作家 / 人数
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大月源二 岡本唐貴 小磯良平 河野鷹思 里見宗次 霜鳥之彦 杉浦非水 谷口タケオ 名川春隆 早川源一 原弘 福永俊吉 藤田嗣治 宮本三郎 村山知義 柳瀬正夢 山下謙一 山田伸吉 山本森兒 A. G. / 20人