展覧会
会期終了
企画展
未完の世紀:20世紀美術がのこすもの
会期
会場
東京国立近代美術館 本館全館
約2年半に及ぶ増改築工事を終えた本館のリニューアル・オープン記念展。タイトルには、20世紀という激動の世紀を過去のものとして歴史化するのではなく、そこから生きた遺産を受け継ぎ、新たな創造のエネルギーを引き出そうという意図が込められている。全フロアを使用し、20世紀の日本美術の通史を世界的な視野のもとで捉え直すことを試みた。絵画、彫刻、版画、写真、工芸など391点(うち当館所蔵品187点)が出品された。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館 本館全館
- 会期
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2002年1月16日‒3月10日(47日間)
- 入場者総数
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74,058人(1日平均1,576人)
- カタログ
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29.8×22.5cm xxix, (280) p.
- カタログ掲載論文
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- 20世紀文明と文化のはざまに / 市川政憲
- 戦後美術の同時代性について / 松本透
- 展覧会評
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- [美術]東京国立近代美術館の改装企画「未完の世紀」展 ジャンル超え総覧へ意欲 / 北澤憲昭 朝日新聞 2002年1月21日
- 「未完の世紀」展 時代の混とん 端的に / 竹田博志 日本経済新聞 2002年1月23日
- [美術]東京国立近代美術館リニューアル展 激動の世紀たどる / 浅野徹 日本経済新聞(夕) 2002年2月14日
- [現代アート考]美術の20世紀 戦争画含む初の通史展 / 三田晴夫 毎日新聞 2002年2月19日
- [展覧会レビュー]未完の世紀 20世紀美術がのこすもの 過剰の世紀─国民国家美術がのこしたもの / 椹木野衣 美術手帖818 2002年4月
- [Arts weekend] Exhibition overwhelms with size and variety / Asami Nagai, The Daily Yomiuri, February 7, 2002
- [The Arts] A new look at the art of war / Linda Inoki, Financial Times, March 6, 2002
- 出品点数
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391点
- 出品作家数
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271人
- 講演会
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- 未完の世紀─20世紀美術がのこすもの 戦前編 / 市川政憲
- 未完の世紀─20世紀美術がのこすもの 戦後編 / 松本透
- モダニズム絵画を見る / 山梨俊夫
- 『物質』と『飾り』のあいだで:日本の戦後美術を縁どる言葉たち / 林道郎
- ギャラリートーク
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- 松本透
- 古田亮
- 鈴木勝雄
- 近藤幸夫
- 土田真紀
- 増田玲
- 水沢勉
- 市川政憲
- パフォーマンス
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松澤宥
- 共催
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読売新聞社