展覧会
会期終了
企画展
青木繁と近代日本のロマンティシズム
会期
会場
東京国立近代美術館本館企画展示室
本展覧会は、明治期の洋画家、青木繁を軸に据えながら、青木が取り上げた神話、海、女性、古代世界、子供、望郷といったさまざまなテーマが地下水脈として受け継がれ、やがて後の世代の画家たちの作品に表れるさまを紹介した。青木の出身地であり、代表作を数多く所蔵する石橋財団石橋美術館との長期にわたる研究交流を経て実現した企画である。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館本館企画展示室
- 会期
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2003年3月25日‒5月11日(43日間)
- 入場者総数
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56,713人(1日平均1,319人)
- カタログ
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24.5×19.8cm (231) p.
- カタログ掲載論文
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- 近代日本美術における「感情」について / 市川政憲
- 青木繁の芸術:その評価の軌跡 / 植野健造
- 展覧会評
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- [美の現在]近代日本の美術2展 / 高階秀爾 朝日新聞(夕) 2003年4月8日
- [企画展レビュー]青木繁と近代日本のロマンティシズム 感情の構造 / 北澤憲昭 美術手帖 835 2003年6月
- 出品点数
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145点
- 出品作家 / 人数
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青木繁 今村紫紅 荻原守衛 川合玉堂 岸田劉生 下村観山 関根正二 土田麦僊 寺崎広業 中村彝 野長瀬晩花 速水御舟 菱田春草 南薫造 村上華岳 村山槐多 横山大観 萬鉄五郎 和田英作 和田三造 / 20人
- 講演会
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- 市川政憲
- 青木繁の生涯と芸術 / 植野健造
- 描かれた女性たち ─ 青木繁と福田たねを中心に / 蔵屋美香
- 共催
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- 石橋財団石橋美術館
- 日本経済新聞社