展覧会
会期終了
企画展
国吉康雄展:アメリカと日本、ふたつの世界のあいだで
会期
会場
東京国立近代美術館本館企画展示室
移民としてアメリカに渡り、やがて1930‒40年代のアメリカを代表する画家となった国吉康雄(1889‒1953)の回顧展。当館では、国吉の死去直後に開催した「国吉康雄遺作展」以来、50年ぶりの展観となった。日本とアメリカ両国の所蔵先より作品を借用し、フォークアートの影響を受けた初期から、エコール・ド・パリの影響を示す中期、日米間の戦争の傷跡を描く晩年の作品まで、ほぼ年代順に国吉の制作の展開を紹介した。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館本館企画展示室
- 会期
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2004年3月23日‒5月16日(50日間)
- 入場者総数
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37,291人(1日平均746人)
- カタログ
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24.5×18.5cm (208) p.
- カタログ掲載論文
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- 国吉康雄の芸術:内なる国境 / 市川政憲
- 国吉康雄の不思議な空間 / 蔵屋美香
- 展覧会評
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- 国吉康雄 米国に夢を見つめた少年 / 生田誠 産経新聞2004年3月27日
- [美術]国吉康雄展 故国の喪失性が表す今日性 / 田中三蔵朝日新聞(夕) 2004年4月8日
- [美術]国吉康雄展─アメリカと日本、ふたつの世界のあいだで揺れ動く魂の軌跡を示す晩年の作 / 中村隆夫 東京新聞 2004年4月10日
- [美術]国吉康雄展 意外に謎めいた絵画空間 / 前田恭二 読売新聞(夕) 2004年5月13日
- 「国吉康雄を見て」 / 掛井五郎 新美術新聞 1021 2004年4月11日
- [展覧会]国吉康雄 アメリカ「あるいは / そして」日本─「仮面」と「普遍」の交差する幻影 / 高島直之 美術手帖 850 2004年6月
- [Art] Artist’s lifelong adjustment to an ever-changing world / Asami Nagai, The Daily Yomiuri, April 8, 2004
- 出品点数
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131点
- 講演会
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- 国吉康雄の歩んだ道 / トム・ウルフ(バード・ガレッジ教授)
- 国吉康雄の夢の島 / 市川政憲
- 国吉康雄の不思議な空間 / 蔵屋美香
- 共催
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- NHK
- NHKプロモーション