展覧会
会期終了
企画展
草間彌生
会期
会場
東京国立近代美術館本館企画展示室
1939年の初期作品から2004年の新作インスタレーションまでを展示。草間彌生(1929‒ )の変わらないメッセージを伝えるために、制作年代の順序にはこだわらず、テーマに基づいた空間を連続させる手法をとった。エントランスロビーには《ナルシスの庭》が展示され、水を使ったインスタレーション《水上の蛍》は日本初公開となった。なお本展はその内容を増殖・変容させながら日本国内5会場を巡回。会場毎にサブタイトルも変わり、東京・京都展は「永遠の現在」とされた。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館本館企画展示室
- 会期
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2004年10月26日‒12月19日(48日間)
- 入場者総数
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31,961人(1日平均666人)
- カタログ
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26.5×25.5cm (312) p.
- カタログ掲載論文
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- 創造へのプロセス / 草間彌生
- 鎮魂と再生 ─ 草間彌生の芸術 / 松本透
- 魂のおきどころ / 澁田見彰
- 草間彌生の創造の展開 ─ ニューヨーク時代における / 出原均
- ディスレクシアの記憶の海へ ─ 私的憧憬の告白として / 南嶌宏
- 展覧会評
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- [美術]「草間彌生─永遠の現在」展 一途な芸術信奉が圧倒する迫力に / 藤田一人 東京新聞 2004年11月13日
- [単眼複眼]前衛と時代がシンクロ / 西田健作 朝日新聞(夕) 2004年12月1日
- 草間彌生展 緊迫感満ちる光と色彩 / 宝玉正彦 日本経済新聞2004年12月2日
- [arts in sight] Connecting the dots of innovation / C. B. Liddell, International Herald Tribune/The Asahi Shimbun, November 19, 2004
- [Art] Yayoi Kusama’s world still a ʻdotty’ place to be / Chiyono Sugiyama, The Daily Yomiuri, December 9, 2004
- 出品点数
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110点
- 講演会
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- 無限の反復 ─ 草間彌生の世界 / 建畠晢
- 個人とコレクションと草間彌生と(座談会) / 高橋龍太郎 宮津大輔松本透(聞き手)
- 永遠の現在 ─ 草間彌生の近作を中心に / 松本透
- ギャラリートーク
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- 保坂健二朗
- 松本透
- 共催
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京都国立近代美術館