展覧会

会期終了 企画展

アウグスト・ザンダー展

会期

会場

東京国立近代美術館 ギャラリー4(2階)

展覧会について

ワイマール時代のドイツの人々を撮影した膨大な肖像写真の仕事で知られるアウグスト・ザンダー(1876-1964)。

彼はあらゆる階層や職業の人々の肖像によって、ドイツ社会を包括的に描き出す「20世紀の人間」という壮大なプロジェクトにとりくみました。その構想は未完に終わりますが、見取り図として示されていた1929年の写真集『時代の顔』は、当時のドイツ美術における新即物主義(ノイエ・ザハリヒカイト)の潮流ともあいまって大いに注目されるとともに、カメラの特質を生かした客観的で即物的なスタイルは、その後の写真表現に決定的な影響を与えました。

今回の展覧会では、写真集『時代の顔』に収められた60点をケルンのSK文化財団写真コレクションの所蔵作品によって再構成します。ベッヒャー夫妻をはじめ、後続の世代の写真家にも大きな影響を与えたザンダーの仕事を、「ドイツ写真の現在」の源流のひとつとしてご覧いただけるこの機会。近代と現代、ふたつの展覧会を見ることで、ドイツ写真がもっと親しいものになるはずです!

イベント情報

講演会「アウグスト・ザンダーについて(仮題)」

日時

11月19日(土) 14:00-15:00

*聴講無料、申込不要、先着150名

担当学芸員によるギャラリートーク

日時

12月09日(金) 18:00~19:00

*参加無料(要観覧券)、申込不要

カタログ情報

開催概要

会場

東京国立近代美術館 企画展ギャラリー

会期

2005年10月25日(火) -12月18日(日)

開館時間

午前10時から午後5時まで
金曜日は午後8時まで
(入館は閉館30分前まで)

休室日

月曜日

観覧料

一般420(210)円、大学生130(70)円、高校生70(40)円
小・中学生、65歳以上無料
( )内は20名以上の団体料金、いずれも消費税込み

  • ザンダー展の観覧券で「近代日本の美術」をご覧いただけます
無料観覧日

11月3日(木・祝)、11月6日(日)、12月4日(日)

主催

東京国立近代美術館

お問合せ

03-5777-8600 (ハローダイヤル)

同時開催

「所蔵作品展 近代日本の美術」所蔵品ギャラリー(4-2階)
*横山大観《生々流転》(重要文化財)を展示します(会期中巻替あり)

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