展覧会

会期終了 企画展

映画をめぐる美術──マルセル・ブロータースから始める

会期

会場

東京国立近代美術館本館企画展ギャラリー

概要

美術館で映画を「読む」、刺激的な体験

映画をめぐる美術。「映画」そのものではなく、映画をめぐる「美術」。このタイトルが指し示す展覧会とは、いったいどんなものか。まずは英語のタイトル「Reading Cinema, Finding Words (映画を読む、言葉を探す)」が、ひとつのヒントになるかもしれません。映画とは視る(そして聴く) ものだ、というのが普通だとして、この展覧会では、映画を「読む」ことが問題になります。

では、ここで言う「映画を読む」とはどのような行為か。次にヒントになるのが、サブタイトルの「マルセル・ブロータースから始める」です。マルセル・ブロータースとはベルギー出身の芸術家の名です。オブジェや写真・短編映画の制作、著述活動など幅広い創作を展開したブロータースは、1960年代半ばから70年代半ば、戦後美術の転換期に唯一無二の存在感を示しました。

この展覧会がブロータースから始まるのは、彼が、自身の映画を言語の拡張として捉えていたことによります。もともと詩人として出発したブロータースが最終的に映画に行き着いたのは、映画の「動く像(moving image)」という特質を、言語にないものとして重視したからではないようです。ブロータースの映画の特徴は、普段は当たり前すぎて気にも留めない言葉やイメージが、不透明で見慣れぬ、ノンセンスなものとして立ち現れてくることにあります。そのような事態を前に私たちは、言葉とイメージの間、言葉と言葉の間、そしてイメージとイメージの間を跳躍し、自らそこに接続線を引くような行為、すなわち映画を「読む」ことへと誘われていきます。

本展覧会は、ユーモラスかつエレガントな振る舞いで、言葉とイメージの関係を浮かび上がらせるブロータースの実践を手がかりに、現在、国際的に活躍する美術家13名のフィルム、写真、ヴィデオ、インスタレーション等の作品を読み解いてみようという試みです。

美術館で映画を読む、それはきっと刺激的な体験になることでしょう。

ここが見どころ

国際的に活躍する13作家が登場

マルセル・ブロータース(1924-1976)、ピエール・ユイグ(1962- )、アンリ・サラ(1974- )、田中功起(1975- )、やなぎみわ(1967- )、ミン・ウォン(1971- )など国際的に活躍する13作家が出品。

連続ギャラリートークや特集上映などイベントが目白押し

展覧会企画者、出品作家のダヤニータ・シンのトークをはじめ、国内外の数々の賞を受賞した映画「ほとりの朔子」が話題の深田晃司監督や当館フィルムセンターの研究員によるトークを行います。また、出品作家のうちドミニク・ゴンザレス=フォルステルとミン・ウォンの特集上映も開催。それぞれの作家の映像作品を一度にまとめて見られる貴重な機会です。

シネマ・コンプレックス」がテーマの、これまでにない会場構成

展覧会は、まずブロータースの部屋から始まります。この部屋にあるいくつかの穴は、カーテンに囲まれた長い廊下の入り口になっていて、それぞれフィルムやヴィデオ、写真の分野で活躍する美術家の部屋へ通じています。そしてこの廊下を戻って、またブロータースの部屋から始まります。参照軸となるブロータースの部屋とそれぞれの美術家の部屋を「めぐる」経験は、いったん切り離され引き伸ばされて、作品世界へ深く入り込んでいけるような配置になっています。
([会場デザイン] 西澤徹夫(西澤徹夫建築事務所))

作家紹介

マルセル・ブロータース(1924−1976)

ベルギー出身。1940 年代からシュルレアリスムの詩人グループに参加。1964 年頃から美術の領域に身を置き、言語とイメージの関係を扱ったオブジェや写真・短編映画の制作、公開書簡や出版などの著述活動、美術を取り巻く制度を批判的に検証するプロジェクトなど幅広い創作を展開し、1960 年代から70 年代の戦後美術の転換期に重要な足跡を残した。

シンディ・シャーマン(1954−)

アメリカ出身。1970 年代後半から、映画に登場する女優に扮したセルフ・ポートレイト写真のシリーズ〈アンタイトルド・フィルムスティル〉を発表して注目を集め、現在もなお、後進世代の作家に多大な影響を与え続けている。近年では2012 年から13 年にかけて、ニューヨーク近代美術館ほか全米各地の美術館を巡回した個展が開催された。

アイザック・ジュリアン(1960−)

イギリス出身。1990 年頃からポストコロニアル理論や映画論の研究を通して、人種やグローバリゼーションなどの問題を批判的に考察したマルチスクリーンの大型ヴィデオ・インスタレーション、フィルム、写真作品などを発表。2001 年のターナー賞にノミネートされたほか、世界各国の美術館における数多くの個展やグループ展、国際展にも出品。

ダヤニータ・シン(1961−)

インド出身。1980 年代からフォト・ジャーナリストとして活動を開始。近年は、撮りためた膨大な量の写真アーカイヴのなかから、いくつかの写真を組み合わせて新たな物語を紡ぐという手法をとり、『Go Away Closer』、『Blue Book』ほか数多くの写真集をドイツの出版社シュタイデルと共同で制作している。

ピエール・ユイグ(1962−)

フランス出身。1990 年代から、映画の構造を利用してフィクションと現実の関係を探るヴィデオ作品や、美術館、展覧会、近代建築、あるいは著作権や祭事などに潜む制度に注目したプロジェクトを発表。近年では、ポンピドゥー・センター(2013)での個展で、犬や蜂といった生き物を含むインスタレーションを発表し、話題となった。

アナ・トーフ(1963−)

ベルギー出身。映画や文学、手記、記録文書など既存のテクストから出発し、テクストとイメージの関係をテーマに置き、それらの視覚化や翻訳、音声化のプロセスをフィルムや写真作品として提示する。主な個展に、デュッセルドルフ州立美術館K21(2010)、ディア美術財団(2004、ニューヨーク) など。

ドミニク・ゴンザレス= フォルステル(1965−)

フランス出身。1990 年代から、文学や映画、近代建築などを着想源に、現実と虚構のあわいへと観客を誘うインスタレーションやフィルム、ヴィデオ作品を発表。主な個展にテート・モダン(2008)、パリ市立近代美術館(2007)のほか、ヴェネツィア・ビエンナーレ(2003、2009)、ドクメンタ11 (2002) などの国際展にも数多く参加。

アクラム・ザタリ(1966−)

レバノン出身。イメージとその背景にある歴史や記憶との結びつきを解明するプロセスを捉えた写真やフィルム、ヴィデオ、インスタレーション、パフォーマンスを手がける。主な個展に、ニューヨーク近代美術館Project 100 (2013)、シカゴ現代美術館(2012-13)、リバプール・ビエンナーレ(2012) など。

やなぎみわ(1967−)

兵庫県出身。1993 年発表の写真シリーズ〈エレベーター・ガール〉で注目を集める。以後、ジェンダー、老い、生と死、自己と他者との関係性をテーマとしながら現代社会に生きる様々な女性のありようを作品化してきた。主な個展に、東京都写真美術館・国立国際美術館(2009)、ドイツ・グッゲンハイム美術館(2004) など。

ミン・ウォン(1971−)

シンガポール出身。2000 年代から、パゾリーニ、ウォン・カーウァイなどのワールドシネマの登場人物に自ら扮して再解釈したヴィデオ・インスタレーションを制作し、人種的・文化的アイデンティティ、ジェンダーや言語といった問題を扱ってきた。ヴェネツィア・ビエンナーレ(2011) のシンガポール館で個展を開催、審査員特別表彰を受賞。

エリック・ボードレール(1973−)

アメリカ出身。パリを拠点に、実際の出来事とイメージの関係や、記録とナラティヴの関係をテーマに、写真やフィルム、版画、インスタレーションを制作。主な展覧会にハマー美術館(2010、ロサンゼルス) やシャルロワの写真美術館(2007、ベルギー) での個展や、第8 回台北ビエンナーレ(2012) など。

アンリ・サラ(1974−)

アルバニア出身。1990 年代末頃から、旧社会主義国家出身という出自を背景にした政治色の強い映像作品を発表。近年では、音と空間、建築との関係性に焦点を当てた映像や立体、写真作品などを制作している。ポンピドゥー・センター(2012)、国立国際美術館(2011) など世界各国で多数の個展開催。ヴェネツィア・ビエンナーレ(2013) のフランス館代表。

田中功起(1975−)

栃木県出身。日常のシンプルな行為に潜む複数のコンテクストを視覚化/分節化するような、映像や写真、パフォーマンスなどを発表。 近作では、特殊な状況に直面する人びとが見せる無意識の振る舞いや反応を記録し、日頃見過ごしている物事のオルタナティブな側面を示そうとしている。ヴェネツィア・ビエンナーレ(2013)日本館代表(特別表彰受賞)。

カタログ情報

イベント情報

連続ギャラリー・トーク

「映画をめぐる美術」という展覧会タイトルからは、映画についての美術、映画と美術、映画ではなく美術、映画vs美術など、二つのジャンルをめぐってさまざまなテーマが引き出されてきます。この「連続ギャラリー・トーク」では、美術の側から2名、映画の側から2名をお招きし、作品を前に語っていただきます。また、5月17日にはともに建築家の西澤徹夫さんと日埜直彦さん、5月24日には小説家の温又柔さんと音楽家の小島ケイタニーラブさんと、さまざまな分野からゲストをお招きしてイベントを開催します。

深田 晃司(映画監督)

日程:2014年4月26日(土)

牧口 千夏(京都国立近代美術館研究員・本展企画者)

日程:2014年5月3日(土)

ダヤニータ・シン(出品作家)

日程:2014年5月10日(土)

「緊急企画|建築家が語る、会場構成のこれから」

日程:2014年5月17日(土)

本展をはじめ、当館の所蔵品ギャラリーリニューアルや数々の展覧会で会場構成を手掛けられている建築家の西澤徹夫さんと、現代美術ギャラリーや横浜トリエンナーレの会場など、美術に関る空間を多く設計されている建築家の日埜直彦さんに、建築家からみる展覧会の会場デザインについてお話いただきます。

出演:西澤徹夫(建築家・本展会場デザイン担当)、 日埜直彦(建築家)
司会:三輪健仁(当館主任研究員)

朗読イベント

日程:2014年5月24日(土)

本展のチラシにもある「映画を“読む”、言葉はどこかしら?」というフレーズ。言葉を「聞く」朗読を通して、言葉を探す旅に出ましょう。出演は、気鋭の作家温又柔さんと音楽家の小島ケイタニーラブさん。台湾語、中国語、日本語そしてエスペラントと、複数の言語をまたぐ小説を書かれている温さんの朗読と、朗読劇「銀河鉄道の夜」でも音楽を担当している小島さんのコラボレーションによる今回のための特別プログラム。お楽しみに。

出演:温又柔(小説家)、小島ケイタニ―ラブ(音楽家)

岡田 秀則(東京国立近代美術館フィルムセンター主任研究員)

日程:2014年5月31日(土)

いずれも14:00-15:00、企画展ギャラリー(1 階)にて
参加無料、申込不要、要観覧券

金曜の夕べの特集上映

13名の出品作家のうち、ドミニク・ゴンザレス=フォルステル、ミン・ウォンの特集上映を催します。いずれも、この企画のために作家本人がプログラムを組んでくれた特別版。お見逃しなく。

特集|ドミニク・ゴンザレス=フォルステル

日程:2014年4月25日(金)
   2014年5月9日(金)
   2014年5月23日(金)

上映作品|「最初から[De Novo]」(2009 年)/ 「ノーリターン[No Return]」(2009 年) / 「ロミリー[Romilly]」(2012 年) / 「Belle comme le jour」[トリスタン・ベラとの共作](2012年)/ 「アトミック・パーク [Atomic Park]」(2004 年)

いずれも18:30-19:30、企画展ギャラリー(1 階)にて
無料、申込不要、要観覧券

特集|ミン・ウォン

日程:2014年5月2日(金)
   2014年5月16日(金)
   2014年5月30日(金)

上映作品|「不安を食いつくす[Angst Essen / Eat Fear ]」(2008年) /「ペトラ・フォン・カントとドイツ語を学ぼう[ Learn German with Petra Von Kant]」(2007年)/ 「明日、発ちます[Devo partire. Domani / I must go. Tomorrow.]」より「母」(2010年)/ 「コンタクトホープ[Kontakthope]」(2010年)/「メイキング・チャイナタウン[Making Chinatown]」より抜粋(2012年)

いずれも18:30-19:30、企画展ギャラリー(1 階)にて
無料、申込不要、要観覧券

「読む」ではなく「聞く」
「映画をめぐる美術――マルセル・ブロータースから始める」
オーディオ・コメンタリー配信中!

本展「映画をめぐる美術――マルセル・ブロータースから始める」は、「視る」ではなく、「読む」がキーワード。そんな本展を「聞く」サービスとして、オーディオ・コメンタリーを配信します。最近の映画のDVDには必ずと言ってよいほどついてくるオーディオ・コメンタリー。監督や関係者が本編を見ながら撮影秘話などのよもやま話をしてる、あれです。そこで、映像作品が多数出品されている本展をより多くのみなさんに身近に感じていただくべく、いくつかの出品作にコメンタリーをつけてみました。いずれも、映画のDVDに習って本編とリアルタイムでお話しています。再生可能な端末機器をお持ちの方は、会場で映像が始まると同時に再生ボタンを押せば、同時進行でお楽しみいただけます(音が他の方の鑑賞の妨げにならないよう、イヤフォン/ヘッドフォンでお聞きくださいね)。お持ちでない方はごめんなさい、でも、ぜひ展覧会を観る前/観た後に、ご自宅でラジオを聞く感覚で音声をお楽しみください。
展覧会の内容をより深く知ることのできる音声ガイドではありません。そして、作品を解説するギャラリートークよりもユルいです。でも、そんな雰囲気だから出てきたちょっとしたエピソードや作品への気づき(つっこみ?)がいろいろ収録されています。ぜひ聞いてみてください。

話している人:
岡田秀則|東京国立近代美術館フィルムセンター主任研究員
西澤徹夫|建築家/本展会場デザイン設計者
牧口千夏|京都国立近代美術館研究員/本展企画者
三輪健仁|東京国立近代美術館主任研究員/本展担当者
柴原聡子|東京国立近代美術館広報
番外編《コーヒーと旅》:小島ケイタニ―ラブ|音楽家/本オーディオ・コメンタリー サウンドテクニカル担当

聞く方法:
1) 作品ごとに、当館のYoutubeチャンネルにアップしております。下記からも視聴(音声のみのファイルとなります)いただけます。会場でも各Youtubeファイル先にリンクしたQRコードがプリントされた配布物をご用意しております。Youtubeの再生が可能な端末機器をお持ちの方は、こちらを読み取ってリンク先にアクセスし、視聴することが可能です。

2) 下記のリンク先から音声ファイル(ファイル形式:mp3)を試聴/ダウンロードいただけます。展覧会場では部分的に携帯の電波が入りづらい場所もございますので、会場で確実にお楽しみいただきたい方は、事前にご自身のスマートフォンやタブレット等の端末機器にダウンロードの上、再生されることをおすすめします。リンクをクリックすると試聴、右クリックで保存が選択できます。

  • 当館からの端末のお貸出しはできません。ご自身がお持ちの端末機器をお使いください。
  • 会場でお聞きになる場合は、他のお客様の鑑賞の妨げにならないよう、イヤフォンやヘッドフォンなど外に音が出ない方法でお聞きください。
  • リンク、ダウンロードともにフリーです。
  • 各端末機器/PCにおいて再生可能かどうかについては、Youtubeおよび各機器の規定および環境によります。当館ではお問い合わせに回答できかねますのでご了承ください。

【お願い】
本展は撮影禁止です。会場でのカメラ/カメラ機能のついた携帯端末による撮影はご遠慮ください。


オーディオ・コメンタリーを配信している出品作

マルセル・ブロータースの部屋

マルセル・ブロータース《シャルル・ボードレールによる映画》

16ミリフィルム 7分
Courtesy of Estate Marcel Broodthaers, Brussels and Marian Goodman Gallery, New York © Estate Marcel Broodthaers

mp3ファイルリンク→《雨 (テクストのためのプロジェクト)》mp3ファイル


theatre 1

アナ・トーフ《偽った嘘について》

スライド・プロジェクション 20分 Courtesy Museum of Contemporary Art, Antwerp (M HKA) © photo: Ana Torfs

mp3ファイルリンク→《偽った嘘について》mp3ファイル


theatre 2(奥の映像がプロジェクションされている部屋)

ピエール・ユイグ《第三の記憶》

2面プロジェクション 9分32秒 © Pierre Huyghe, courtesy Marian Goodman Gallery, Paris/New York

mp3ファイルリンク→《第三の記憶》mp3ファイル


theatre 5

アクラム・ザタリ《明日にはすべてうまくいく》

1面プロジェクション 12分 Courtesy of Thomas Dane Gallery, London © Akram Zaatari

mp3ファイルリンク→《明日にはすべてうまくいく》mp3ファイル


番外編|会場入口

マルセル・ブロータース《ケルンでの犯罪》

16ミリフィルム 1分30秒 Courtesy of Estate Marcel Broodthaers, Brussels © Estate Marcel Broodthaers
西澤徹夫さんが、本展会場のデザインコンセプトを約1分にまとめてお話しします

mp3ファイルリンク→《ケルンでの犯罪》mp3ファイル


theatre 3

田中功起《コーヒーと旅》

モニター 2分5秒 © Koki Tanaka
小島ケイタニ―ラブさんが、ギターをつまびきながらコーヒーをめぐる旅についてお話します。

mp3ファイルリンク→《コーヒーと旅》mp3ファイル


全Youtube音声の再生リスト

開催概要

会場

東京国立近代美術館 企画展ギャラリー

会期

2014年4月22日(火)~6月1日(日)

開館時間

10:00-17:00 (金曜日は10:00-20:00)

  • 入館は閉館30分前まで
休館日

月曜日(5 月5 日は開館)、5 月7 日(水)

観覧料

一般850(600)円 
大学生450(250)円

  • 高校生以下および18歳未満、障害者手帳などをご提示の方とその付添者(1名)は無料。
  • ( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
  • 上記料金で入館当日に限り、同時開催の「MOMATコレクション」、「特集 地震のあとで:東北を思うⅢ」および、工芸館で開催の所蔵作品展「花」もご覧いただけます。

リピーター割引

2 回目はお得!
本展使用済入場券をお持ちいただくと、2 回目は特別料金(一般430 円、大学生130 円)でご覧いただけます。

主催

東京国立近代美術館、京都国立近代美術館

巡回

京都国立近代美術館:2013年9月7日(土)~ 10月27日(日)

Page Top