展覧会
木に潜むもの
会期
会場
東京国立近代美術館 ギャラリー4(2F)
展覧会について
日本では、古くから木に霊が宿ると考えられてきました。それはやがて仏の信仰と結びつくようになり、木は仏像の素材として長い間親しまれてきました。
ところが明治に入ると仏教彫刻の需要は減り、また西洋からの美術思潮の流入などによって、木彫は鑑賞、愛玩を目的としたものが中心となりました。
木は彫刻のための単なる素材に過ぎなくなってしまったのでしょうか?いいえ、そうではありません。明治以降も、木に何らかの性質を見出し、それを制作に結び付けようとする作家がたびたび現れました。まさに木に霊的なものが宿ると考えた橋本平八、水や火と同様に木に根源的な性質を見出した遠藤利克・・・彼らはそれぞれの関心に応じて、木からさまざまな性格を引き出しています。そして、そのようにして生まれた作品には、深みのある独自の表現がそなわっています。
この小企画展では橋本平八からはじまり現在活躍中の作家まで、こうした作品を、当館のコレクションを中心としたインスタレーションを含む約8点でご紹介します。
イベント情報
キュレーター・トーク
- 日時
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2009年4月19日(日)11:00-12:00
2009年5月15日(金)18:00-19:00 - 場所
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2F ギャラリー4
- 担当
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中村麗子(本展企画者・当館研究員)
いずれも参加無料(要観覧券)、申込不要
アーティスト・トーク
本展出品作家である岡村桂三郎さんのアーティスト・トークを開催します。
- 日程
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4月10日(金)
- 時間
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18:30-19:30
- 場所
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2F 所蔵品ギャラリー
カタログ情報
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館 ギャラリー4(2F)
- 会期
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2009年3月14日(土)~6月7日(日)
- 開館時間
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10:00-17:00 (金曜日は10:00-20:00)
(入館は閉館30分前まで) - 休室日
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月曜日(5月4日は開館)、5月7日(木)
- 観覧料
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一般420(210)円
大学生130(70)円高校生以下および18歳未満、キャンパスメンバーズ、MOMATパスポートをお持ちの方、65歳以上および障害者手帳をお持ちの方(要提示)とその付添者(1名)は無料。( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込
*本展の観覧料で、当日に限り、所蔵作品展「近代日本の美術」ご観覧いただくことができます。 - 無料観覧日(所蔵作品展「近代日本の美術」、「木に潜むもの」展のみ)
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4月5日(日)、5月3日(日)、6月7日(日)
- 主催
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東京国立近代美術館