山田正亮関係資料

  • 山田正亮関係資料の整理は、ISAD (G)(国際標準記録史料記述一般原則の第2版)に基づいて行った。以下の表で示した項目(番号)はISAD (G)の記述エリアと対応している。
  • 資料の詳細情報は、「3.3.4編成方法」の各シリーズに付した東京国立近代美術館蔵書検索(OPAC)のリンクから確認することができる。実際に、資料を利用する際は、「3.4.1利用条件」を事前に確認の上、アートライブラリにお問い合わせください。
ISAD(G)2nded. 項目 記述内容
3.1 識別表示 3.1.1 請求記号 YAMADA||(シリーズ番号)||*
3.1.2 資料名 山田正亮関係資料
3.1.3 年代域 1949〜2010年
3.1.5 資料の分量・規模 106点
3.2 コンテクスト 3.2.1 作成者名(出所) 山田正亮(1929~2010年)
3.2.2 作成者の経歴情報 1929年 山田正亮は東京に男4人女1人兄弟の末子として生まれる。
1943年 東京府国分寺町の陸軍兵器行政本部製図手養成所に入所。
1944年 同養成所教務室助教となり、陸軍兵器行政本部委託生として、東京都小金井町の東京都立機械工業学校第二本科機械科に入学。
1945年 東京の自宅が空襲で焼失。避難先でも空襲にあう。終戦。陸軍兵器行政本部退職。
1949年 「日本アンデパンダン展」や「自由美術展」に出品し、画家としての活動を開始する。
1950年代前半 結核を患い入退院を繰り返す。
1958年 初個展(教文館画廊、11月10日~15日)。その後、養清堂画廊や南天子画廊で個展。
1978年 個展「山田正亮展 1957-1978」(康画廊、9月11日~10月14日)。
2005年 個展「山田正亮の絵画:〈静物〉から〈work〉…そして〈color〉へ」(府中市美術館、6月18日~8月14日)。
2005年 文化庁長官表彰を受ける。
2010年 胆管がんにより自宅にて死去。
2016年 回顧展「endless:山田正亮の絵画」(東京国立近代美術館、12月6日~2017年2月12日/京都国立近代美術館2017年3月1日~4月9日)。
3.2.3 伝来情報 一般社団法人 山田正亮の会より、当館への寄贈申出があり、2022年3月4日に段ボール4箱分の資料の寄贈を受けた。その後、2023年1月19日に資料(「資料1950-1970」及び「スクラップブック」)2点の追加寄贈を受けた。
3.2.4 入手元 一般社団法人 山田正亮の会より寄贈
3.3 内容と構造 3.3.1 範囲・内容 山田正亮による「制作ノート」(1949年〜1972年)、「制作ノート」を元に山田氏が再編した「YAMADA Note」(全7巻)、芳名帳、原稿、スケッチブック、メモ・ノート等が含まれている。
3.3.4 編成方法 シリーズ(HP上で表記) > ファイル(OPAC上で表記)
山田正亮関係資料
・シリーズ1:制作ノート
・シリーズ2:Yamada Note
・シリーズ3:芳名帳
・シリーズ4:原稿
・シリーズ5:スケッチブック
・シリーズ6:メモ・ノート類
・シリーズ7:その他
3.4 アクセスと利用条件 3.4.1 利用条件 〇一般公開
資料保全のため原則として閲覧時にはデジタル画像を用いる(要事前予約)。
〇限定付き公開
原資料の利用や個人情報を伴う資料の利用については、利用者から調査内容を伺った上で、資料の状態や著作権法、プライバシー、肖像権、個人情報保護法等に対する配慮を前提に、該当する資料を当館で用意する。資料の利用にあたっては、原則2週間前までに要相談(要事前予約)。
3.4.3 資料の言語 主に日本語
3.4.4 資料の物理的状態 貴重書庫にて保管
3.4.5 検索手段

ウェブサイト
OPAC

3.5重要な関連性のある他の資料 3.5.3 関連資料 山田正亮旧蔵書
3.5.4 参考文献 中林和雄、桝田倫広、名塚雅絵編『Endless : 山田正亮の絵画』美術出版社、2016年
中林和雄「山田正亮 life and work——制作ノートを中心に」『見ることの力:二十世紀絵画の周縁に』水声社、2017年、257-307頁
Nakabayashi Kazuo, A pledge to painting: Yamada Masaaki, translated by Christopher Stephens, Tokyo, Estate of Yamada Masaaki, 2019.
3.6 注記 3.6.1 注記  
3.7 記述コントロール 3.7.1 担当者 東京国立近代美術館企画課情報資料室(長名大地)
3.7.3 記述年月日

2023年2月24日

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