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よくあるご質問

開館時間とアクセスについて 10:00-17:00(金曜日・土曜日は10:00-20:00)です。 企画展の開館時間は展覧会により異なる場合があります。各企画展のページをご覧ください。 いずれの日も閉館の30分前までにご入館ください。 毎週月曜日(ただし、祝日又は祝日の振替休日となる場合は開館し、翌日休館)展示替期間年末年始 その他、臨時に開館・休館することがありますので、開館カレンダーやお知らせのページをご確認ください。 美術館へのアクセスをご覧ください。 美術館に駐車場はありません。 周辺にある以下の有料駐車場をご利用ください。 北の丸駐車場 (03-3212-2321) パレスサイドビル駐車場(03-3231-5509) なお、お身体の不自由な方が利用される車に限り、駐車スペースをご利用いただけます。ご利用の際は警備員へお申し出ください。 展覧会について  所蔵作品展、企画展により異なります。詳細はチケットのページをご覧ください。 所蔵作品展のみ、国際博物館の日(5月18日)と文化の日(11月3日)が無料となります(休館日にあたる場合を除く)。 随時、予約を受け付けています。詳しくは下記のページをご覧ください。  お得に観覧いただける年間パスポートを3種類ご用意しています。詳細は下記ページをご覧ください。 他の割引については、各展覧会のページをご覧ください。 所蔵作品展、企画展それぞれで開催しています。詳細はイベントのページをご覧ください。 所蔵作品展に限れば、約200点の作品が3フロア(4~2階)の12室にわたって展示されています。見方にもよりますが、1時間~1時間30分程度を想定ください。 所蔵作品展のページでご覧いただけます。 ご希望の方には1階インフォメーションでもお渡ししています。スタッフへお声がけください。 撮影等について 模写はご遠慮いただいています。所蔵作品展での写真撮影は一部作品を除いて可能です。企画展での撮影は展覧会ごとに異なります。 メモを取る場合には鉛筆をご使用ください。貸出用の鉛筆もございます。 所蔵作品展での写真撮影は可能ですが、フラッシュや三脚のご使用や、動画の撮影はご遠慮ください。著作権保護等のため一部撮影をお断りしている作品もありますのでご了承ください(作品横に撮影禁止のマークを掲示しています)。撮影の際には、4階エレベーターホールに掲げた注意事項を事前によくご確認ください。 企画展での撮影は展覧会ごとに異なります。会場入口の注意事項をご確認ください。 ご自身で撮影された写真は、以下の点にご留意ください。 営利目的にはご利用いただけません。 変更を加えることはできません。 作品の写った写真を利用する際、著作権法に触れる場合がありますのでご注意ください。 本ウェブサイトに掲載されている作品の画像は、ご利用いただけません。作品画像の貸し出しについて、詳しくは所蔵作品画像の貸出のページをご覧ください。 サービスについて 館内での飲食は、作品保護のためにご遠慮いただいています。屋外の日陰になる場所に自動販売機と休憩スペースを設けていますので、そちらでの飲食をお願いします。 レストランについては下記ページからご覧ください。 入館料はかかりません。展覧会をご覧にならなくてもご利用できます。 営業時間等はショップ、レストラン、ライブラリの各ページにてご確認ください。 開催中の展覧会の場合、ミュージアムショップでご購入いただけます。 終了した展覧会でも、在庫がある場合には、ミュージアムショップ又は郵送によりご購入いただけます。なお、展覧会によっては、取り扱いがない場合もございますのでご了承ください。在庫状況や購入方法は下記リンクからご覧ください。 その他のお問合せは電話にてお問合せください。03-3214-2570(ミュージアムショップ直通) 乳幼児の入館制限はありません。 ただし、ほかのお客様にご迷惑がかかると判断された場合には、一時展示室からご退出願う場合があります(係員にお申し出くだされば、再入場は可能です)。また、館内が混雑している場合、安全のためにベビーカーのご利用をご遠慮願う場合があります。あらかじめご了承ください。 ベビーベッドはございませんが、オムツ替えシートが多目的トイレ内にあります(1階、2階)。授乳室は1階にあります。 託児サービスはありません。 貸出用のベビーカー、車椅子をご用意しています。 ご利用の際は、1階インフォメーションへお申し出ください。 障害者手帳をお持ちの方と付添者原則1名は無料になります。チケットのご購入やご予約は不要です。 その他 まずハローダイヤル(050-5541-8600)までお問合せください。 【個人の方】 (1)当館の継続的なご支援をお考えの方には、個人寄附会員制度「MOMAT DONORS' CLUB(略称:MDC)」がございます。カテゴリーや返礼等の詳細は、MDCページをご覧ください。 (2)単発でのご寄附や、小口のご寄附をお考えの方には、「国立美術館のオンライン寄附サイト」からご寄附をいただけます。返礼等の詳細は、寄附サイトをご覧ください。 (3)スマホで気軽に寄附がしたいとお考えの方は、Yahoo!ネット募金にて、1円からご寄附いただけます。詳細はプロジェクトページをご覧ください。 (4)ご来館の際に簡単に寄附したいとお考えの方は、当館の1階エントランスロビーに設置しております募金箱からご寄附をお願いいたします。 また、当館ではご遺贈もお受けしております。詳細は国立美術館のウェブサイトをご覧ください。 ご寄附いただいた方には税制上の優遇措置がございます。 【法人の方】 企業による美術館支援制度「MOMAT支援サークル」を通してご支援をいただいております。詳細は支援サークルページをご覧ください。 ガイドスタッフの募集は不定期です。詳細はボランティアのページをご覧ください。 インターンシップの募集を行っています。詳細はインターンシップのページをご覧ください。 博物館実習については、インターンシップの実施に伴い、平成18年度より廃止しています。 看士業務を担当しているスタッフで、学芸員ではありません。 簡単な質問にはお答えできますが、作品の保全が主な業務であるため、混雑時など状況によりお答えできかねますのでご了承ください。 2018年に東京国立近代美術館から独立して、新機関「国立映画アーカイブ」となりました。 2020年に石川県金沢市へ移転し国立工芸館として開館しました。  現在、北の丸公園内の旧工芸館の建物(旧近衛師団司令部庁舎)の内部は一般公開していません。 

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MOMATメンバーズ(賛助会)

2025年11月30日をもって新規入会の申込受付を終了しました。11月30日よりも前にご加入された賛助会員の皆さまは、お手持ちの会員証に記載された有効期限まで、特典をご利用いただけます。 賛助会とは東京国立近代美術館の運営の趣旨にご賛同いただける方への寄附会員制度です。美術が好きな方、高い関心をお持ちの方はもちろんのこと、東京国立近代美術館の活動を応援してくださる方は、どなたでもご入会いただけます。会員の皆様には展覧会観賞、展覧会に関連するイベントなどのご利用を通して、芸術文化に親しんでいただく機会を提供いたします。 会員種別・年会費 プレミアム会員:30万円 特別会員:10万円 維持会員:5万円 個人会員:1万円 ※有効期間は発行日より1年間(入会月の翌年同月末まで)※期間内に退会されても年会費の払い戻しはいたしかねますのでご了承ください。 特典 会員区分に応じて以下の特典をご用意しております。 ✓ 以下の国立美術館の所蔵作品展(コレクションギャラリー)の無料観覧(2名まで)   東京国立近代美術館(美術館・国立工芸館)   国立西洋美術館   国立映画アーカイブ(7階展示室)   京都国立近代美術館   国立国際美術館 ✓ 東京国立近代美術館開催の所蔵作品展・企画展の招待券進呈 ✓ 東京国立近代美術館ミュージアムショップ10%引き ✓ 東京国立近代美術館(東京・北の丸公園))内レストラン「ラー・エ・ミクニ」10%引き ✓ 特別内覧会(開会式)へのご招待 ✓ ご芳名の掲出 ※国立工芸館については、企画展開催中は所蔵作品展の実施はありません。 (注)所蔵作品展音声ガイドの貸出しサービスは2023年3月末をもって終了しました。 会員御芳名 個人プレミアム会員 三田 武志 様 個人特別会員 山本 俊祐 様尾﨑 眞二 様小宮 一慶 様原田 栄二 様木越 純 様梅原 琢志 様井上 裕子 様 福谷 尚久 様古瀬 敏 様伊藤 正人 様堀内 豊太郎 様小松 親次郎 様野本 陽代 様 個人維持会員 坂詰 貴司 様中山 敦子 様吉田 明弘 様大賀 行雄 様髙橋 康之 様 本多 一顯 様中山 理恵 様中山 昌樹 様高根 枝里 様邑中 雅樹 様 税制の優遇について 賛助会の会費につきましては、寄附金控除(所得控除)が適用されます。入会の翌月に領収書を発行しお送りしますので、確定申告の際にご利用ください。 ※令和3年度税制改正により、確定申告時に提出する領収書については、押印を要しないとされたことを受け、当館におきましては、令和7年3月1日以降に受領した会費については、領収書への押印を廃止いたします。(参照:国税庁webサイト) お住まいの都道府県・市区町村が、条例で独立行政法人国立美術館を寄附金控除の対象法人として指定している場合、個人住民税額の控除を受けることができます。詳細については各自治体の条例をご確認ください。 お問い合わせ 〒102-8322東京都千代田区北の丸公園3-1東京国立近代美術館 運営管理部 賛助会担当TEL:03-3214-2619〈直通〉(土日祝祭日を除く平日9:30~17:00)FAX:03-3214-2577

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MOMATサポーターズ(友の会)

2025年11月30日をもって新規入会の申込受付を終了しました。11月30日よりも前にご加入された友の会の皆さまは、お手持ちの会員証に記載された有効期限まで、特典をご利用いただけます。 MOMATファンの皆様に、もっとお得に国立美術館を楽しんでいただくための会員制度です。より身近になった国立美術館を、存分にお楽しみください! 年会費 5,000円(税込) ※発行日より1年間有効(入会月の翌年同月末まで) 特典 以下の国立美術館の所蔵作品展(コレクションギャラリー)を何度でもご観覧いただけます。 東京国立近代美術館 国立工芸館 国立西洋美術館 国立映画アーカイブ 京都国立近代美術館 国立国際美術館 東京国立近代美術館・国立工芸館で開催される、企画展を各展一回ずつご観覧いただけます。 東京国立近代美術館・国立工芸館の所蔵作品展観覧券を5枚進呈いたします。ご家族ご友人と一緒にお楽しみいただけます。 東京国立近代美術館・国立工芸館のミュージアムショップの商品を5%割引きでお買い求めいただけます。(一部対象外商品がございます) ※国立工芸館については、企画展開催中は所蔵作品展の実施はありません。 お問い合わせ 〒102-8322東京都千代田区北の丸公園3-1東京国立近代美術館 運営管理部 友の会担当TEL:03-3214-2584〈直通〉(土日祝祭日を除く平日9:30~17:00)

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寄附・支援

MOMAT[東京国立近代美術館]をご支援くださる皆さまに、以下のメンバーシップ・プログラムをご用意しています。 ※2025年11月30日をもって賛助会と友の会の新規申込受付は終了しました。 MOMAT支援サークル 企業による美術館支援の新しい形 MOMAT DONORS’ CLUB(MDC) MOMATの活動を支援する個人寄附会員制度 寄附・遺贈について ご支援のお願い お得な観覧制度 MOMAT PASS MOMATをもっとお得に楽しめる年間パスポート キャンパスメンバーズ 大学・短期大学・高等専門学校等の皆さまへ 新規申込受付を終了した会員制度 賛助会(個人の方) MOMATの活動を支援してくださる方へ(寄附会員制度) 友の会 MOMATをもっとお得に楽しみたい方へ

重要文化財 旧近衛師団司令部庁舎

旧近衛師団司令部庁舎は陸軍技師・田村鎮(やすし)の設計により、明治43(1910)年3月に建てられました。 第2次大戦後、荒廃したままに放置されていた旧司令部庁舎は取り壊しの対象となりましたが、明治洋風煉瓦造建築の一典型として、また、官公庁建築の遺構としても重要なことから、その建築的価値を惜しむ声がよせられ、昭和47(1972)年9月に「重要文化財に指定のうえ、東京国立近代美術館分室として活用する」旨の閣議了解がなされ、同年10月、「旧近衛師団司令部庁舎」として重要文化財に指定されました。 その後、外観と玄関、広間の保存修理工事を施し、谷口吉郎による展示室の設計に基づく内部の改装によって、美術館仕様の建物として改修し、昭和52(1977)年11月15日、東京国立近代美術館分館、東京国立近代美術館工芸館として開館しました。修復にあたって、屋根は建築当初のスレート葺に復元され、正面ホールから2階に伸びる両袖階段に往時の重厚な装いを見ることができます。ゴシック風の赤煉瓦の簡素な外観は、四季折々に周辺の樹木と調和して、独特のたたずまいをみせています。 工芸館は、平成28(2016)年3月に政府関係機関移転基本方針により、石川県への移転が決定。令和元(2019)年12月20日~令和2(2020)年3月8日(ただし、コロナ禍により2月28日に終了)に開催した「所蔵作品展 パッション20 今みておきたい工芸の想い」を最後に東京国立近代美術館工芸館としての活動を終え、令和2(2020)年10月25日に、通称「国立工芸館」として石川県金沢市で開館しました。工芸館の移転後、「旧近衛師団司令部庁舎」は、前庭より建物外観を観覧いただく外観公開を行うほか、ユニークベニュー利用やロケ地利用として活用いたします。 所在地 〒102-0091 千代田区北の丸公園1-1 施設概要 敷地面積4,512.72㎡建物面積929㎡延床面積1,858㎡ 撮影:加藤 健 外観公開 前庭 (建物外観の観覧)※公開エリア以外の敷地および庁舎建物に立ち入ることはできません。 水曜日、土曜日、日曜日午前10時~午後4時(入場は公開時間終了の30分前まで)ただし、下記を除く ユニークベニュー利用やロケ地利用により公開できない日 年末年始(原則として)12月28日から翌年1月3日 工事等により公開が困難な日 国家行事等に伴う特別警備のため、北の丸公園の一般利用が規制される日 美術館が定める日 ※2025年11月2日(日)、5日(水)は、都合により一般公開を休止させていただきます。

竹久夢二 時代を創る表現者

展覧会概要 竹久夢二(1884-1934)は、画家、詩人、ジャーナリスト、デザイナー、イラストレーターなど、いくつもの顔をもつ表現者として、明治の終わりから昭和のはじめにかけて活躍しました。「夢二式」と呼ばれた女性像や、レトロモダンなデザインによって、大正ロマンを象徴する人物として知られています。田舎への郷愁と都会の洗練を行き来しながら、江戸の面影や異国への憧れとともに、同時代の風俗を描き出した夢二の作品は、雑誌や絵葉書、展覧会などを通して広く大衆に流布し、一世を風靡しました。また、暮らしを彩る日用品のデザイン、子どものための本や雑誌作り、流行歌「宵待草」の作詞、関東大震災を記録したスケッチと言葉など、その仕事の同時代や後世への影響は計り知れません。本展覧会は、夢二の代表作として名高い《黒船屋》をはじめ、日本画や油彩画、スケッチ、多種多様なデザイン、スクラップブックなど、全国各地の夢二コレクションの作品を一堂に集めることで、その多岐にわたる仕事に迫ります。「美術」という枠を超えて、時代を捉え、流行を生み、人々に愛された表現者、夢二にご注目ください。 《黒船屋》について 夢二の最高傑作とも称される《黒船屋》は、作家の円熟期の作品です。黄八丈の着物をまとい、黒猫を腕に抱いて、「黒船屋」と書かれた木箱に腰かけた女性が、おおらかな曲線と鮮やかな色彩で描かれています。夢二は、日本の浮世絵と西洋の近代絵画のエッセンスを融合させることで、抒情的でありながらも、斬新で際立ったイメージを創り出しました。本作品を所蔵する竹久夢二伊香保記念館の協力により、およそ40年ぶりに展覧会に出品されます。 竹久夢二《黒船屋》 1919(大正8)年竹久夢二伊香保記念館 開催概要 東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー  2026年10月23日(金)~2027年1月11日(月・祝) 東京国立近代美術館、毎日新聞社 静岡市美術館、大阪中之島美術館 ほか

解放され行く人間性

「解放され行く人間性」という言葉は、今日では少し観念的に思えるかもしれません。しかしこの絵が発表された1947(昭和22)年当時は、切実な響きをもっていたことでしょう。敗戦後、日本では連合国軍によって民主化や女性の解放が進められたため、堂々と佇む女性の姿に新しい時代への希望を重ね合わせることもできます。しかし、赤松は「明るい健康な日本人の顔」を描こうとしたもののうまくいかず、本作の翌年に「原爆の絵を描かねば、と思いたった」(『女絵かきの誕生』2000年)と振り返っています。

作品

1940(昭和15)年、当時の日本では初代天皇とされる神武天皇の即位から2600年にあたるとして各地で記念イベントが行われました。この作品は、そのひとつの美術展に「賀象」という題名で出品されています。イメージや形を寿ぐという意味でしょう。確かに画面上部にはめでたいとされるおしどりが描かれた袱紗のようなものが見えます。でもそれはあくまでも木片やつぎはぎのある写真などの断片の山の一部。作者は当時の時勢をどのように捉えていたのでしょうか。

三星(さんせい)

「三星」とは冬の星座、オリオン座の中央に並ぶ三つの星のこと。描かれた三人は、中央が画家自身、左が姉、右は関根が思いを寄せていた女性だと考えられています。また頭部に巻かれた白い布についても、直前の手術跡を示す、耳を切ったファン・ゴッホへのあこがれを表すなど、諸説あります。ほぼ独学だった関根の絵は不器用で、決して巧みではありません。しかし大正期には、うまいことより切実な心情が表されていることを重視する風潮が生じていました。懸命にヨーロッパの絵画を学んだ明治とはだいぶ異なる美術の考え方が、社会に広まっていたのです。

下村観山展

《弱法師》1915(大正4)年 重要文化財 東京国立博物館 Image: TNM Image Archives 展覧会概要 日本画家・下村観山(1873-1930)の、関東圏では13年ぶりとなる大規模な回顧展。 紀伊徳川家に代々仕える能楽師の家に生まれた日本画家・下村観山(1873-1930)は、幼時より画の才能を発揮し、橋本雅邦に学んだのちに東京美術学校に第一期生として入学しました。卒業後は同校で教鞭を執るも校長の岡倉天心とともに同校を辞職、日本美術院の設立に参加し、岡倉の指導のもとで横山大観、菱田春草らと新時代にふさわしい日本美術の道を切り拓きました。 観山は古画の模写・模造事業への参加、1903年からの2か年にわたるイギリス留学・欧州巡遊などを通して自身の高い技術力に磨きをかけていきました。《木の間の秋》(1907年)、《小倉山》(1909年)には、その成果として、やまと絵や琳派の技法を十分に消化しつつ、西洋画由来の写実的な表現を融合させた跡がうかがえます。岡倉の没後は《弱法師》(1915年、重要文化財)のように、主題の着想やその表現に創意工夫をこらした作品も生み出されました。 本展では、観山の代表作により作家の画業を通観するとともに、最新の研究成果も盛り込みながら、日本の近代美術史における観山芸術の意義を改めて検証します。 開催概要 東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー 2026年3月17日(火)~5月10日(日) 月曜日(ただし3月30日、5月4日は開館) 10:00–17:00(金曜・土曜は10:00–20:00) 入館は閉館の30分前まで 一般  2,000円(1,800円)大学生 1,200円(1,000円)高校生 700円(500円) ( )内は20名以上の団体料金、ならびに前売券料金(販売期間:1月20日~3月16日)。いずれも消費税込み。 中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等をご提示ください。 キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は、学生証・職員証の提示により団体料金でご鑑賞いただけます。 本展の観覧料で入館当日に限り、「所蔵作品展 MOMATコレクション」(4-2F)、コレクションによる小企画「没後30年 榎倉康二」(2Fギャラリー4)もご覧いただけます。 東京国立近代美術館の窓口では会期中の開館日に限り当日券を販売いたします。前売券の販売はございません。 前売券やスペシャルチケット、オンラインチケットや各種プレイガイドでのご購入方法は本展公式サイトをご確認ください。 東京国立近代美術館、日本経済新聞社 和歌山県立近代美術館:2026年5月30日(土)~7月20日(月・祝) 

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