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「エンゲージメント」を通じて美術館の意義を示す
——「Adobe Convening 2025」への参加と「Family Day こどもまっと」
2025年7月、ニューヨークでのAdobe Conveningという3日間の会合に筆者と松山沙樹(京都国立近代美術館学芸課研究員)が参加した。これはAdobe財団の支援を受けて「Adobe×Museums」の事業を行っている5ケ国の美術館担当者の会合で、今年で2年目となる。ニューヨーク近代美術館(Museum of Modern Art, New York、以下MoMA)とAdobeニューヨークのタイムズスクエア・オフィスが会場となった[図1、2]。参集したのはMoMAのほか、イギリスのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(Victoria and Albert Museum、以下V&A)、ブラジル・サンパウロにあるイメージ・アンド・サウンド博物館(Museum of Image and Sound)、そして日本の独立行政法人国立美術館(以下独法国立美術館)である。インド・ベンガルールにあるアート・アンド・フォトグラフィ美術館(Museum of Art and Photography)のみがオンライン参加となった。この集まりを主催したAdobe財団をはじめ、各美術館のラーニング・アンド・エンゲージメント部門および企業パートナーシップ部門、プログラム担当者、MoMAとV&Aのクリエイティブ・レジデンシー(いわゆるアーティスト・イン・レジデンス)のアーティスト等、延べ30人以上が集った。Adobe財団において本事業の主担当であるジュリア・ティエンは、3日間を総括する報告の中でAdobe Conveningについて「顔を突き合わせた関係性を作ることで美術館やアーティストとの連携を強化する。そして、芸術機関の未来、アーティストのキャリア、一般の人々の芸術へのアクセスを守る方策を模索するブレーントラスト(専門家グループ)として機能する」1と述べていた。 本稿は、2024年からAdobe財団の支援を受けている東京国立近代美術館の「Family Day こどもまっと」の事業と、Adobe Conveningの中で取り上げられたMoMAのスクールプログラム事業について、「エンゲージメント」(関わり合うこと)というキーワードに着目して報告する。 図1 Adobe Convening(MoMAでの開催風景)|提供:Adobe財団 図2 Adobe Convening(Adobeニューヨークのタイムズスクエア・オフィスでの開催風景) 1 Adobe×Museums Adobe社の理念である「Creativity for All」(すべての人につくる力を)を推進するために、Adobe財団は「Adobe×Museums」として5ケ国の美術館を支援している。中でもMoMA、V&A、日本の独法国立美術館は規模も大きく、中心的な存在となっている。 Adobe財団は各美術館への支援を通じて、これまで見過ごされてきた、あるいは十分に取り上げられてこなかった人々の声に耳を傾け、利用者との繋がりを深めることを支援する。そこでは、Adobe財団・美術館・地域社会の三者が連携することで、社会に向けて大きなインパクトを与えたいという意図がある。柱となるのは、長期的にアーティストを通じて地域や人々と関わりをもち、成果の展示を行うクリエイティブ・レジデンシー(いわゆるアーティスト・イン・レジデンス事業)だ。この事業ではアーティストと美術館が学び合う双方向性の関係の中、社会との関わりを拡大していくことに重きが置かれている。それ以外の事業においても、社会包摂的な課題へのアプローチとして、障がい者などの社会的な弱者やアクセスがしにくい人々に対する事業がある。いずれも美術館の担当者、対象とする人々や地域がそれぞれ協働し、相互に関わり合いをもつプロジェクトである。これらの事業の実施や組織編成にあたっては、相互に関わり合うことを意味する「エンゲージメント」の考え方が基底にあるという。そこには双方向性をもつ事業の立案や運営、対象者やコミュニティとの協働、事業担当や組織の横断的な協力、社会包摂的な課題への取り組み等が含意される。したがって各館のラーニング(教育普及)の事業は、エンゲージメントを志向した取り組みであるといえるだろう。 2 Adobe Convening—5ケ国の美術館による会合 Adobe Convening(2025年7月15–17日)の最初の2日間は討議が中心で、事業の戦略や課題についてのディスカッション、MoMAの企画展「Jack Whitten: The Messenger」の担当学芸員による展示解説、「ラーニング・スペシャリスト」というMoMAのスタッフによるスクールツアーへの参加体験、クリエイティブ・レジデンシーのアーティストによるプレゼンテーションなどがあった。事業戦略をめぐる討議においては、コンセプト評価、来館者の増加や提供する事業の成長戦略など、いくつかのフレームワークが取り上げられた。 会合後に関係者に配布されたジュリア・ティエンの報告において、後述する独法国立美術館の「Connecting Children with Museums」の事業は、「これまでミュージアムを利用しにくかった人々の声を強調し、利用者のエンゲージメントを高めている」2と評された。Adobe Conveningを通じて「エンゲージメント」の考え方とその実際を知るにつれて、「エンゲージメント」は事業そのものだけでなく、それを実施する組織や担当者、対象者や外部組織との連携でもあり、美術館の事業が社会の中で大きなインパクトを生み出すためにも必要な関係性の概念であると理解した。 3 東京国立近代美術館の「Family Day こどもまっと2024」 2024年9月、2年目となる東京国立近代美術館の「Family Day こどもまっと」3が2日間にわたって開催された。この前年にトライアル的に実施したところ、1日で3,000人以上の来館があり、子どもと一緒に美術館を訪れたいと思っている来館者が多数いることが顕在化した。一般的に日本の美術館の展示室は、静寂の中での観覧が求められる傾向にあるため、じっとしていられない子どもとの来館にはそもそも心理的なハードルがある。したがってAdobe財団の支援金が活用できた2年目の「Family Day こどもまっと2024」は、規模を拡大し内容を充実させた。週末(土日)に2日間実施し、日時指定システムを導入し、授乳室、おむつ替えスペース、休憩スペース等も拡充して、子どもとその家族を迎えた。教育プログラムも開館後から夕方まで「MOMATまるごと探検隊」(展示室外)と、「MOMATコレクション発見隊」(展示室内)を多数回実施した[図3]4。「MOMATまるごと探検隊」は建物や什器、椅子などの一部分を写した写真カードを手に、子どもたちがそれを当館ガイドスタッフ(ボランティア)とチームになって「探す」ことで美術館の内外を巡る20分程度のプログラムで、「MOMATコレクション発見隊」はガイドスタッフと一緒に展示作品をみて、感じたことや考えたことを話す10分程度のプログラムである。これ以外にも所蔵作品展の作品・作家と関連した「美術館で絵本をひらこう!」という絵本の読み聞かせプログラム等も実施し、未就学児から小学校低学年までが対象の鑑賞ツール「みつけてビンゴ!」を配布した。 図3 こどもまっと2024の「MOMATコレクション発見隊」の様子|撮影:haruharehinata 2024年から独法国立美術館7館は「Connecting Children with Museums」5という共通テーマの下、子どもとその家族が美術館に行きやすい環境づくりや、子どもたちが参加できる多様なプログラムの開催などを各館が行っている。東京国立近代美術館の「Family Day こどもまっと」もそのひとつであり、これまで美術館にアクセスがしにくかった人々に対し「エンゲージメント」する事業であった。 4 MoMAのスクールツアー拡大計画 MoMAではAdobe財団等の支援により、学校と先生のプログラムに力を注ぎ、スクールツアー数増加の計画を実施中である。2028年までの5年間で受け入れる児童・生徒を50,000人に増やすという。この計画の実施に先立つ2023年8月に「スクールツアーのキャパシティ分析」を行い、コロナ禍以前には11,000人だった児童・生徒数を50,000人に増やすための戦略が立てられた。スクールツアーを担う「ラーニング・スペシャリスト」をフルタイムで10人雇用しているという。担当部署の責任者であるデイビット・リオス6は、2023年11月にMoMAに着任し、スクールツアー実施数の増加だけでなく、教員向けパンフレットの配布、学校教員に対するニュースレター等の取り組みも充実させている。 スクールツアーに注力する理由のひとつには、MoMAの近隣地域からのリピーターを増やしたい目的がある。海外あるいは米国各地から多くの来館者があるものの、近隣地域から繰り返し来館する人々の指標となるのが、メンバーシップの会員数である。メンバーシップの会員数は現在、年に1%増という横ばいで推移しているので、これをより増やすために、主に公立学校のスクールツアーを拡大し、小学校、中学校、高校在籍中にスクールツアーを経験してもらい、その後メンバーシップ加入へと繋げるという未来像が語られた。近隣地域の方々に繰り返し来館してもらうことで、持続可能性のある財源の確保に繋がるという理由があげられていた。 Adobe Conveningの2日目、3日目には、MoMAのスクールツアーに関して学校や先生とのエンゲージメントのための戦略や運営が語られ、ビジネスモデルを美術館のプログラムの企画や評価に用いた事例について討議された7。スクールツアーは教育普及事業の一環といえるが、その事業の分析、事業の戦略、枠組みなどがこのような考え方で捉えられ、未来の美術館運営や持続可能な収入にも繋げるべく財政的なことも含めた包括的な検討がなされていた。 私たちも「ラーニング・スペシャリスト」による小学校4年生までを対象としたスクールツアーを実際に体験した[図4]。学校の夏休み期間であったためか、展示室は混雑を極め、来館者の話し声に満ちた騒々しい空間だった印象は否めない。スクールツアーが今後4倍以上に増えることによる、展示室のキャパシティとの兼ね合いも重点課題だとは話していたが、50,000人を達成したとき、一般来館者との共存はどのようになるのだろうか。 図4 MoMAのスクールツアー体験の様子|提供:Adobe財団 おわりに Adobe Conveningの討議を通じて、Adobe×Museumsの事業で対象とする人々や地域、ともに仕事をするアーティスト、事業を行う職員も協働すること、社会包摂や社会課題への取り組みが重視されていること、それらを通じて社会へ向けて美術館の存在意義を示すというエンゲージメントの実践が浸透していることを理解した。 Adobe財団のジュリアが、Adobe Conveningに集った5ケ国の美術館の担当者たちをひとつのコミュニティとして捉え、互いに影響を与え合いながらAdobe Conveningそれ自体を持続させ発展させたいと語っていたことも印象深い。 註 3日間の会合後にAdobe財団のジュリア・ティエンが関係者向けの報告(非公開)を作成した。 ジュリア・ティエン(Julia Tian)「Adobe × Museums convening NYC July 2025」 ジュリア・ティエン(Julia Tian)「Adobe × Museums convening NYC July 2025」 東京国立近代美術館のMOMAT(National Museum of Modern Art, Tokyo)にかけた名称。 東京国立近代美術館「Family Day こどもまっと」 https://www.momat.go.jp/learning/kids-family(2025年8月31日) 「子どもと一緒に美術館体験を! 国立美術館との取り組み「Connecting Children with Museums」をAdobe Foundationが支援」 https://blog.adobe.com/jp/publish/2024/09/04/corp-connecting-children-with-museums赤ちゃんも子どもも一緒にアートを楽しもう! アドビ×国立美術館が提案する美術館体験」 https://blog.adobe.com/jp/publish/2025/05/12/corp-connecting-children-with-museums-introducing-programs(2025年8月31日) デイビット・リオス(David Rios)はYoung Learners and Engagement部門長である。 ビジネスモデルとして、コンセプトの評価、戦略のカスケード、成長のマトリックスなどがあげられた。
チケット
企画展 2025年12月16日~2026年2月8日 「ソル・ルウィット オープン・ストラクチャー」展(東京都現代美術館)との相互割引を実施します。美術館のチケット売り場でご購入の際、「ソル・ルウィット オープン・ストラクチャー」展のチケット/半券のご提示で、1枚につき「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」展当日券1枚を100円割引いたします。 ・いずれも 1 枚につき 1 名 1 回限り有効。 ・他の割引との併用はできません。 ・オンラインチケット購入時に割引はできません。各館での当日券購入時のみ有効です。 ・使用前の観覧券、使用後の半券、オンラインチケット QR コード、購入履歴のメール、いずれもご利用可能です。 所蔵作品展 いずれも消費税込。 国際博物館の日(5月18日)と文化の日(11月3日)は無料(休館日にあたる場合を除く) 「MOMATコレクション」「コレクションによる小企画」を無料でご鑑賞できる方 ・高校生以下および18歳未満、65歳以上の方・キャンパスメンバーズ加盟校の学生・教職員・障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)※入館の際に、学生証、教職員証、運転免許証等の年齢の分かるもの、障害者手帳等をご提示ください。 ・「MOMAT PASS」をお持ちの方・「MOMATサポーターズ(友の会)」会員の方・「MOMATメンバーズ(賛助会)」会員の方(同伴1名)・「MOMAT DONORS’ CLUB(MDC)」会員の方・「MOMAT支援サークル」パートナー企業の皆様(同伴1名。シルバーパートナーは本人のみ)※入館の際に、会員証、社員証をご提示ください。 キャッシュレス決済 チケット売り場での観覧券ご購入時には、現金のほか、各種キャッシュレス決済サービスがご利用いただけます。「ぐるっとパス」のご購入は現金のみとなります。 お得な観覧制度 団体観覧 20名以上のご来館は団体料金でご覧いただけます MOMAT PASS MOMATをもっとお得に楽しめる年間パスポート キャンパスメンバーズ 大学・短期大学・高等専門学校等の皆さまへ 友の会(新規申込受付終了) MOMATをもっとお得に楽しみたい方へ
アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦
展覧会概要 新しい時代を象徴していた女性の美術家は、なぜ歴史から姿を消してしまったのか。1950年代から60年代の日本の女性美術家による創作を「アンチ・アクション」というキーワードから見直します。当時、日本では短期間ながら女性美術家が前衛美術の領域で大きな注目を集めました。これを後押ししたのは、海外から流入した抽象芸術運動「アンフォルメル」と、それに応じる批評言説でした。しかし、次いで「アクション・ペインティング」という様式概念が導入されると、女性美術家たちは如実に批評対象から外されてゆきます。豪快さや力強さといった男性性と親密な「アクション」の概念に男性批評家たちが反応し、伝統的なジェンダー秩序の揺り戻しが生じたのです。本展では『アンチ・アクション』(中嶋泉[本展学術協力者]著、2019年)のジェンダー研究の観点を足がかりに、草間彌生、田中敦子、福島秀子ら14名の作品およそ120点を紹介します。「アクション」の時代に別のかたちで応答した「彼女たち」の独自の挑戦の軌跡にご注目ください。 山崎つる子 《作品》 1964年芦屋市立美術博物館蔵 © Estate of Tsuruko Yamazaki, courtesy of LADS Gallery, Osaka and Take Ninagawa, Tokyo 出品作家 赤穴桂子(1924-98)、芥川(間所)紗織(1924-66)、榎本和子(1930-2019)、江見絹子(1923-2015)、草間彌生(1929-)、白髪富士子(1928-2015)、多田美波(1924-2014)、田中敦子(1932-2005)、田中田鶴子(1913-2015)、田部光子(1933-2024)、福島秀子(1927-1997)、宮脇愛子(1929-2014)、毛利眞美(1926-2022)、山崎つる子(1925-2019) 見どころ 1 最新の研究に基づく歴史の見直し 女性美術家の再評価が進む近年、本展では『アンチ・アクション─日本戦後絵画と女性画家』(ブリュッケ、2019年、第42回サントリー学芸賞受賞/『増補改訂 アンチ・アクション—日本戦後絵画と女性の画家』筑摩書房、2025年)の著者・中嶋泉氏の全面的な協力により、ジェンダー研究の観点から日本の戦後美術史に新たな光を当てます。本展カタログには、同研究の第一人者であるイギリスの美術史家グリゼルダ・ポロック氏のインタヴューも収載します。 2 初公開作品 関係者のご協力と本展のための綿密な調査により、赤穴桂子、多田美波、宮脇愛子らの、これまで紹介されていなかった初期作品や、未発表作品を展示します。各作家たちの知られざる創作と、新たな魅力に出会える貴重な機会です。 3 充実した情報 「アンチ・アクション」のコンセプトを一望できる年表を掲示するとともに、本展に関わる様々なトピックを紹介するガイドを会場で配布。わかりやすく、多面的に、作家たちの活動や時代背景などを知ることができます。 4 ダイナミックな展示 ライトを用いた立体作品や天井高に迫る3.3mの絵画など、新たな時代に躍り出た作家たちのダイナミックな作品が一堂に会します。時代を共有する14名の作品が有機的につながる空間を体験できます。 作者のことば (…) 猫も杓子も絵具をぶつけたり、たらしたり、盛り上げたりのアンフォルメル旋風が吹きまくって、あたかも、へこんだり、でっぱったりのどろどろの絵でなければ時代遅れのようにいわれていました。いくらそれがフランスの新しい傾向とはいえ、女の子のヘアスタイルではあるまいし、右にならえで、同じ絵を描けたものではありませんし、日本の画壇の浅薄さに、がっかりしていました。 (芥川(間所)紗織)「私のアメリカ留学記」『美術手帖』 1963年2月 アクション・ペインティングのメッカ、テンス・ストリートの全盛期に住んで、わたしは彼らの時代の波にのって、アクション・ペインティングをやったわけではないの。その只中に立って、その正反対の、アクション・ペインティングの否定をただちにやったわけ。 (草間彌生)谷川渥「増殖の幻魔—彼女はいかにして時代を駆け抜けたか」『美術手帖』 1993年6月 (…) 現代の「世界」に生きるものは、単に人間的であるものよりも、むしろ無機質化されたものとの、直接的な触れ合いによって、新鮮なより強い感動を受けるのではないでしょうか。 (福島秀子)「未知のものへの探求」『美術批評』 1957年1月 赤穴桂子《スペースに於ける物体》1958年油彩・カンヴァス、100.0×65.0cm個人蔵 芥川(間所)紗織《スフィンクス》1964年 油彩・カンヴァス、130.0×162.0cm東京国立近代美術館蔵 榎本和子《断面 (Ⅰ)》1951年油彩・カンヴァス、116.5×91.0cm板橋区立美術館蔵 江見絹子《空間の祝祭》1963年油彩・カンヴァス、161.9×112.3cm個人蔵 草間彌生《マカロニ・コート》1963年ミクストメディア、118.5×80.3×12.0cm板橋区立美術館蔵©YAYOI KUSAMA 白髪富士子《作品 No.1》1961年油彩、和紙、ガラス・カンヴァス、181.5×245.0cm高松市美術館蔵 多田美波《周波数37303055MC》1963年アルミニウム、200.0×300.0×50.0cm多田美波研究所蔵撮影:中川周 田中敦子《地獄門》1965-69年ビニール塗料、アクリル・カンヴァス、331.5×245.5cm国立国際美術館蔵©Kanayama Akira and Tanaka Atsuko Association 田中田鶴子《無》1961年頃油彩・カンヴァス、102.3×134.3cm奈良県立美術館蔵 田部光子 《作品》1962年ピンポン玉・紙(襖)、170.0×174.6cm福岡市美術館蔵 福島秀子 《ホワイトノイズ》1959年油彩・カンヴァス、130.5×92.0cm栃木県立美術館蔵 宮脇愛子《作品》1967年真鍮、47.5×49.5×12.0cm撮影:中川周 毛利眞美 《裸婦(B)》1957年油彩・カンヴァス、130.0×89.0cm東京国立近代美術館蔵 カタログ アンチ・アクション展 図録 刊行日:2025年10月29日価格:3,630円(税込) 仕様:並製 判型:B5頁数:290頁 言語:日英併記 発行:株式会社青幻舎 目次 中嶋泉(大阪大学大学院人文学研究科准教授)「「アンチ・アクション」──女性の美術家と日本の戦後抽象画 」グリゼルダ・ポロックインタヴュー──作品は「何をしているのか」 (聞き手:中嶋泉)「アンチ・アクション」年表 「アンチ・アクション」相関図 図版 成相肇(東京国立近代美術館主任研究員) 「どうしてドン・キホーテは帰ってきたか──アンチ・アクションの射程」千葉真智子 (豊田市美術館学芸員)「見えないものの潜在力」鈴木慈子(兵庫県立美術館王子分館 横尾忠則現代美術館学芸員)「のこぎりを引く女性──具体とアンチ・アクション」江上ゆか(兵庫県立美術館学芸員)「絵は変わらない──大橋コレクションをめぐって」能勢陽子(東京オペラシティアートギャラリーシニア・キュレーター)「美術史を描きなおす複数の線──「アンチ・アクション」展によせて」 作品リスト参考文献 開催概要 2025年12月16日(火)~2026年2月8日(日) 東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー 月曜日(ただし1月12日は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)、1月13日 10:00-17:00(金・土曜は10:00-20:00) 入館は閉館の30分前まで 一般2,000円(1,800円)大学生1,200円(1,000円)東京国立近代美術館(当日券)、公式チケットサイト(e-tix)にて販売。*いずれも消費税込。*()内は20名以上の団体料金。*高校生以下および18歳未満、障害者手帳をご提示の方とその付添者(1名)は無料。それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等をご提示ください。*本展の観覧料で入館当日に限り、同時開催の所蔵作品展「MOMATコレクション」(4-2F)もご覧いただけます。 観覧券は美術館窓口(当日券のみ)と公式チケットサイト(e-tix)で販売いたします。 「ソル・ルウィット オープン・ストラクチャー」展(東京都現代美術館)との相互割引を実施します。チケット売り場でご購入の際、チケット/半券のご提示で、1枚につき「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」展当日券1枚を100円割引いたします。 ・いずれも 1 枚につき 1 名 1 回限り有効。 ・他の割引との併用はできません。 ・オンラインチケット購入時に割引はできません。各館での当日券購入時のみ有効です。 ・使用前の観覧券、使用後の半券、オンラインチケット QR コード、購入履歴のメール、いずれもご利用可能です。 東京国立近代美術館、朝日新聞社 豊田市美術館:2025年10月4日~11月30日 兵庫県立美術館:2026年2月28日~5月6日(予定) 050-5541-8600(ハローダイヤル)
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「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」展、 「ソル・ルウィット オープン・ストラクチャー」展相互割引実施のお知らせ
東京国立近代美術館で開催する「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」(会期:2025年12 月 16 日~2026年2 月 8 日)は、東京都現代美術館で開催する「ソル・ルウィット オープン・ストラクチャー」展(会期:2025年12 月 25 日~2026年4 月 2 日)と相互割引を実施します。ぜひどちらの展覧会もあわせてご覧ください。 東京国立近代美術館 チケット売り場で「ソル・ルウィット」展のチケット/半券をご提示いただくと、「アンチ・アクション」展の当日料金が 100 円引きになります。 一般 2,000 円→1,900 円 大学生 1,200 円→1,100 円 東京都現代美術館 チケットカウンターで「アンチ・アクション」展のチケット/半券をご提示いただくと、「ソル・ルウィット」展の観覧料が当日料金から 100 円引きになります。 一般 1,600 円→1,500 円 大学生・専門学校生・65 歳以上 1,100 円→1,000 円 ※中高生料金は割引対象外です。 ※3展セット券は適用外です。(「ミッション∞インフィニティ」展会期中のみ販売) 留意事項 ・いずれも 1 枚につき 1 名 1 回限り有効。 ・他の割引との併用はできません。 ・オンラインチケット購入時に割引はできません。各館での当日券購入時のみ有効です。 ・使用前の観覧券、使用後の半券、オンラインチケット QR コード、購入履歴のメール、いずれもご利用可能です。 「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」展のチケットで、「所蔵作品展 MOMATコレクション」もご観覧いただけます。当館の所蔵作品の中で人気の高いソル・ルウィット作品も、ぜひ併せてご鑑賞ください。 ソル・ルウィット| ウォール・ドローイング#769 2020年12月22日~公開(所蔵品ギャラリー3F|建物を思う部屋) - 東京国立近代美術館
MOMAT PASS
東京国立近代美術館(MOMAT)をもっとお得に楽しんでいただくための年間パスポート。 MOMAT PASSには1年間何度でも所蔵作品展を観覧できる、各種割引を受けられるといったさまざまな特典があります。 MOMAT PASSを活用して、あなただけの美術館の楽しみ方を見つけてみませんか? MOMAT PASSでできること ※できることはPASSの種類によって異なります。詳細はPASS種類・料金でご確認ください。 ① ≪所蔵作品展≫を何度でも鑑賞できる 東京国立近代美術館(竹橋)と国立工芸館(金沢)の所蔵作品展を一年に“何度でも”鑑賞いただけます。 ② ≪企画展≫も鑑賞できる 東京国立近代美術館(竹橋)と国立工芸館(金沢)の企画展ごとに無料観覧券をお渡しいたします。 ※国立工芸館については、企画展開催中は所蔵作品展の実施はありません。 ③ スキマ時間に「眺めのよい部屋」でひと休みできる パスポートがあれば一年中お好きなときに皇居の緑を眺めながらゆったりとした時間を過ごせます。 ④ ミュージアムショップでお得にお買い物ができる オリジナルグッズを割引価格でお買い求めいただけます。(東京国立近代美術館は現金でのお支払い時のみ適用。一部対象外商品あり) ⑤ レストラン「ラー・エ・ミクニ」にて10%割引でお食事ができる 美味しいフレンチのコースをお得にお楽しみいただけます。美術鑑賞のあとにいかがですか? PASS 種類・料金 BASIC(ベーシック) 【MOMATパスポート】SINGLE(シングル)PAIR(ペア)料金(税込)1,200円5,000円10,000円有効期限最初のご利用日から1年間発行日より1年間(発行月の翌年同月末まで)発行日より1年間(発行月の翌年同月末まで)所蔵作品展無料観覧本人のみ(会員証1枚)本人のみ(会員証1枚)2名まで(会員証2枚)所蔵作品展無料観覧券――本館・工芸館/各館10枚企画展観覧券―本館・工芸館/各展1枚本館・工芸館/各展2枚ミュージアムショップ割引―5%10%レストラン割引――10% SINGLE・PAIR パスポート(カードホルダー付きです) 購入方法 1. 券売窓口にて 東京国立近代美術館(竹橋)・国立工芸館(金沢)の券売窓口にてご購入いただけます。 会員証をその場で発行し、当日からご利用いただけます。 2. ウェブサイトから 専用ウェブサイトからお申し込みいただけます。 ※決済方法はクレジットカードまたはd払いです。 ※会員証は郵送いたします。お申し込み完了(決済完了)からお手元に届くまで1週間ほどお時間をいただきます。近日中にご来館予定の方は窓口にてご購入ください。 ※会員証の有効期限、または発送日を指定してのお申し込みは承っておりません。 ※会員証及び特典等の発送先は日本国内のご住所に限ります。 ※BASIC(MOMATパスポート)はウェブサイトからはご購入いただけません。券売窓口でご購入ください。 お問い合わせ 〒102-8322東京都千代田区北の丸公園3-1東京国立近代美術館 MOMAT PASS担当TEL:03-3214-2584(直通/土日祝日を除く平日9:30~17:00)
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よくあるご質問
開館時間とアクセスについて 10:00-17:00(金曜日・土曜日は10:00-20:00)です。 企画展の開館時間は展覧会により異なる場合があります。各企画展のページをご覧ください。 いずれの日も閉館の30分前までにご入館ください。 毎週月曜日(ただし、祝日又は祝日の振替休日となる場合は開館し、翌日休館)展示替期間年末年始 その他、臨時に開館・休館することがありますので、開館カレンダーやお知らせのページをご確認ください。 美術館へのアクセスをご覧ください。 美術館に駐車場はありません。 周辺にある以下の有料駐車場をご利用ください。 北の丸駐車場 (03-3212-2321) パレスサイドビル駐車場(03-3231-5509) なお、お身体の不自由な方が利用される車に限り、駐車スペースをご利用いただけます。ご利用の際は警備員へお申し出ください。 展覧会について 所蔵作品展、企画展により異なります。詳細はチケットのページをご覧ください。 所蔵作品展のみ、国際博物館の日(5月18日)と文化の日(11月3日)が無料となります(休館日にあたる場合を除く)。 随時、予約を受け付けています。詳しくは下記のページをご覧ください。 お得に観覧いただける年間パスポートを3種類ご用意しています。詳細は下記ページをご覧ください。 他の割引については、各展覧会のページをご覧ください。 所蔵作品展、企画展それぞれで開催しています。詳細はイベントのページをご覧ください。 所蔵作品展に限れば、約200点の作品が3フロア(4~2階)の12室にわたって展示されています。見方にもよりますが、1時間~1時間30分程度を想定ください。 所蔵作品展のページでご覧いただけます。 ご希望の方には1階インフォメーションでもお渡ししています。スタッフへお声がけください。 撮影等について 模写はご遠慮いただいています。所蔵作品展での写真撮影は一部作品を除いて可能です。企画展での撮影は展覧会ごとに異なります。 メモを取る場合には鉛筆をご使用ください。貸出用の鉛筆もございます。 所蔵作品展での写真撮影は可能ですが、フラッシュや三脚のご使用や、動画の撮影はご遠慮ください。著作権保護等のため一部撮影をお断りしている作品もありますのでご了承ください(作品横に撮影禁止のマークを掲示しています)。撮影の際には、4階エレベーターホールに掲げた注意事項を事前によくご確認ください。 企画展での撮影は展覧会ごとに異なります。会場入口の注意事項をご確認ください。 ご自身で撮影された写真は、以下の点にご留意ください。 営利目的にはご利用いただけません。 変更を加えることはできません。 作品の写った写真を利用する際、著作権法に触れる場合がありますのでご注意ください。 本ウェブサイトに掲載されている作品の画像は、ご利用いただけません。作品画像の貸し出しについて、詳しくは所蔵作品画像の貸出のページをご覧ください。 サービスについて 館内での飲食は、作品保護のためにご遠慮いただいています。屋外の日陰になる場所に自動販売機と休憩スペースを設けていますので、そちらでの飲食をお願いします。 レストランについては下記ページからご覧ください。 入館料はかかりません。展覧会をご覧にならなくてもご利用できます。 営業時間等はショップ、レストラン、ライブラリの各ページにてご確認ください。 開催中の展覧会の場合、ミュージアムショップでご購入いただけます。 終了した展覧会でも、在庫がある場合には、ミュージアムショップ又は郵送によりご購入いただけます。なお、展覧会によっては、取り扱いがない場合もございますのでご了承ください。在庫状況や購入方法は下記リンクからご覧ください。 その他のお問合せは電話にてお問合せください。03-3214-2570(ミュージアムショップ直通) 乳幼児の入館制限はありません。 ただし、ほかのお客様にご迷惑がかかると判断された場合には、一時展示室からご退出願う場合があります(係員にお申し出くだされば、再入場は可能です)。また、館内が混雑している場合、安全のためにベビーカーのご利用をご遠慮願う場合があります。あらかじめご了承ください。 ベビーベッドはございませんが、オムツ替えシートが多目的トイレ内にあります(1階、2階)。授乳室は1階にあります。 託児サービスはありません。 貸出用のベビーカー、車椅子をご用意しています。 ご利用の際は、1階インフォメーションへお申し出ください。 障害者手帳をお持ちの方と付添者原則1名は無料になります。チケットのご購入やご予約は不要です。 その他 まずハローダイヤル(050-5541-8600)までお問合せください。 【個人の方】 (1)当館の継続的なご支援をお考えの方には、個人寄附会員制度「MOMAT DONORS' CLUB(略称:MDC)」がございます。カテゴリーや返礼等の詳細は、MDCページをご覧ください。 (2)単発でのご寄附や、小口のご寄附をお考えの方には、「国立美術館のオンライン寄附サイト」からご寄附をいただけます。返礼等の詳細は、寄附サイトをご覧ください。 (3)スマホで気軽に寄附がしたいとお考えの方は、Yahoo!ネット募金にて、1円からご寄附いただけます。詳細はプロジェクトページをご覧ください。 (4)ご来館の際に簡単に寄附したいとお考えの方は、当館の1階エントランスロビーに設置しております募金箱からご寄附をお願いいたします。 また、当館ではご遺贈もお受けしております。詳細は国立美術館のウェブサイトをご覧ください。 ご寄附いただいた方には税制上の優遇措置がございます。 【法人の方】 企業による美術館支援制度「MOMAT支援サークル」を通してご支援をいただいております。詳細は支援サークルページをご覧ください。 ガイドスタッフの募集は不定期です。詳細はボランティアのページをご覧ください。 インターンシップの募集を行っています。詳細はインターンシップのページをご覧ください。 博物館実習については、インターンシップの実施に伴い、平成18年度より廃止しています。 看士業務を担当しているスタッフで、学芸員ではありません。 簡単な質問にはお答えできますが、作品の保全が主な業務であるため、混雑時など状況によりお答えできかねますのでご了承ください。 2018年に東京国立近代美術館から独立して、新機関「国立映画アーカイブ」となりました。 2020年に石川県金沢市へ移転し国立工芸館として開館しました。 現在、北の丸公園内の旧工芸館の建物(旧近衛師団司令部庁舎)の内部は一般公開していません。
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MOMATメンバーズ(賛助会)
2025年11月30日をもって新規入会の申込受付を終了しました。11月30日よりも前にご加入された賛助会員の皆さまは、お手持ちの会員証に記載された有効期限まで、特典をご利用いただけます。 賛助会とは東京国立近代美術館の運営の趣旨にご賛同いただける方への寄附会員制度です。美術が好きな方、高い関心をお持ちの方はもちろんのこと、東京国立近代美術館の活動を応援してくださる方は、どなたでもご入会いただけます。会員の皆様には展覧会観賞、展覧会に関連するイベントなどのご利用を通して、芸術文化に親しんでいただく機会を提供いたします。 会員種別・年会費 プレミアム会員:30万円 特別会員:10万円 維持会員:5万円 個人会員:1万円 ※有効期間は発行日より1年間(入会月の翌年同月末まで)※期間内に退会されても年会費の払い戻しはいたしかねますのでご了承ください。 特典 会員区分に応じて以下の特典をご用意しております。 ✓ 以下の国立美術館の所蔵作品展(コレクションギャラリー)の無料観覧(2名まで) 東京国立近代美術館(美術館・国立工芸館) 国立西洋美術館 国立映画アーカイブ(7階展示室) 京都国立近代美術館 国立国際美術館 ✓ 東京国立近代美術館開催の所蔵作品展・企画展の招待券進呈 ✓ 東京国立近代美術館ミュージアムショップ10%引き ✓ 東京国立近代美術館(東京・北の丸公園))内レストラン「ラー・エ・ミクニ」10%引き ✓ 特別内覧会(開会式)へのご招待 ✓ ご芳名の掲出 ※国立工芸館については、企画展開催中は所蔵作品展の実施はありません。 (注)所蔵作品展音声ガイドの貸出しサービスは2023年3月末をもって終了しました。 会員御芳名 個人プレミアム会員 三田 武志 様 個人特別会員 山本 俊祐 様尾﨑 眞二 様小宮 一慶 様原田 栄二 様木越 純 様梅原 琢志 様井上 裕子 様 福谷 尚久 様古瀬 敏 様伊藤 正人 様堀内 豊太郎 様小松 親次郎 様野本 陽代 様 個人維持会員 坂詰 貴司 様中山 敦子 様吉田 明弘 様大賀 行雄 様髙橋 康之 様 本多 一顯 様中山 理恵 様中山 昌樹 様高根 枝里 様邑中 雅樹 様 税制の優遇について 賛助会の会費につきましては、寄附金控除(所得控除)が適用されます。入会の翌月に領収書を発行しお送りしますので、確定申告の際にご利用ください。 ※令和3年度税制改正により、確定申告時に提出する領収書については、押印を要しないとされたことを受け、当館におきましては、令和7年3月1日以降に受領した会費については、領収書への押印を廃止いたします。(参照:国税庁webサイト) お住まいの都道府県・市区町村が、条例で独立行政法人国立美術館を寄附金控除の対象法人として指定している場合、個人住民税額の控除を受けることができます。詳細については各自治体の条例をご確認ください。 お問い合わせ 〒102-8322東京都千代田区北の丸公園3-1東京国立近代美術館 運営管理部 賛助会担当TEL:03-3214-2619〈直通〉(土日祝祭日を除く平日9:30~17:00)FAX:03-3214-2577
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MOMAT DONORS’ CLUB
MOMAT DONORS’ CLUB(略称:MDC)は東京国立近代美術館(竹橋)の活動をご寄附で支えてくださる個人の皆さまのための会員制度です。 当館は、充実した所蔵作品展と魅力的な企画展の開催、学校団体、ファミリー、ビジネスパーソンや外国人のお客様など、多様な層に向けた教育普及事業の実施など、活発で積極的な活動に日々取り組んでおりますが、快適な鑑賞環境の整備や来館者サービスの向上、老朽化するインフラの維持・修繕、作品を適正に保存するための光熱費など、美術館活動にかかる費用は、国からの予算と自助努力だけでは補いきれません。私たちの活動や想いを支え、文化を守り育ててくださる寄附者の皆さまのご支援が必要不可欠です。 1952年の開館当時から守り伝え、発展させてきた、時代の記憶である当館のコレクションを、重ねてきた対話を、たくさんの方の暮らしの彩りを、今を生きる私たちだけでなく、100年、200年先の未来の世代にも確実に届けるために、ぜひMDCを通して当館をご支援いただけますようお願い申し上げます。 会員種別・寄附金額 ダイヤモンド会員:100万円 プラチナ会員:50万円 ゴールド会員:30万円 シルバー会員:10万円 ブロンズ会員:5万円 ※有効期限は会員証の発行日より1年間(入会月の翌年同月末まで)※期間内に退会されても寄附金の払い戻しはいたしかねますのでご了承ください。 入会方法 1. 券売窓口にて 東京国立近代美術館(竹橋)の券売窓口にてお申し込みいただけます。会員証をその場で発行し、当日からご利用いただけます。 2. ウェブサイトから 専用ページからお申し込みいただけます。※決済方法はクレジットカードまたはd払いです。※会員証は郵送いたします。お申し込み完了(決済完了)からお手元に届くまで1週間ほどお時間をいただきます。近日中にご来館予定の方は窓口にてお申し込みください。※会員証の有効期限、または発送日を指定してのお申し込みは承っておりません。※会員証及び返礼等の発送先は日本国内のご住所に限ります。 返礼 ご入会いただいた方には、感謝の気持ちを込めてさまざまな返礼をご用意しております。 ●東京国立近代美術館(竹橋) 所蔵作品展の無料観覧(同伴者1名まで) 企画展の招待券進呈 企画展の特別内覧会(開会式)へのご招待 ミュージアムショップ10%割引(現金でのお支払い時のみ適用・一部対象外商品あり) レストラン「ラー・エ・ミクニ」10%割引(一部対象外商品あり) MDC感謝デーへのご招待 館長との食事会&研究員による所蔵作品展のご案内(ダイヤモンド・プラチナ会員のみ) ご芳名の掲出(ウェブサイト・館内) ●国立工芸館、国立西洋美術館、京都国立近代美術館、国立国際美術館の所蔵作品展・常設展と、国立映画アーカイブの7階展示室の無料観覧(同伴者1名まで) など 会員区分に応じた返礼一覧はこちらから(PDF)ご確認いただけます。 税制の優遇 MDCの会費につきましては、寄附金控除(所得控除)が適用されます。入会の翌月に領収書を発行しお送りしますので、確定申告の際にご利用ください。 お住まいの都道府県・市区町村が、条例で独立行政法人国立美術館を寄附金控除の対象法人として指定している場合、個人住民税額の控除を受けることができます。詳細については各自治体の条例をご確認ください。 ※令和3年度税制改正により、確定申告時に提出する領収書については、押印を要しないとされたことを受け、当館におきましては、令和7年3月1日以降に受領した会費については、領収書への押印を廃止いたします。(参照:国税庁webサイト) お問い合わせ 〒102-8322東京都千代田区北の丸公園3-1東京国立近代美術館 寄付担当TEL:03-3214-2619(直通/土日祝日を除く9:30~17:00)FAX:03-3214-2577
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MOMATサポーターズ(友の会)
2025年11月30日をもって新規入会の申込受付を終了しました。11月30日よりも前にご加入された友の会の皆さまは、お手持ちの会員証に記載された有効期限まで、特典をご利用いただけます。 MOMATファンの皆様に、もっとお得に国立美術館を楽しんでいただくための会員制度です。より身近になった国立美術館を、存分にお楽しみください! 年会費 5,000円(税込) ※発行日より1年間有効(入会月の翌年同月末まで) 特典 以下の国立美術館の所蔵作品展(コレクションギャラリー)を何度でもご観覧いただけます。 東京国立近代美術館 国立工芸館 国立西洋美術館 国立映画アーカイブ 京都国立近代美術館 国立国際美術館 東京国立近代美術館・国立工芸館で開催される、企画展を各展一回ずつご観覧いただけます。 東京国立近代美術館・国立工芸館の所蔵作品展観覧券を5枚進呈いたします。ご家族ご友人と一緒にお楽しみいただけます。 東京国立近代美術館・国立工芸館のミュージアムショップの商品を5%割引きでお買い求めいただけます。(一部対象外商品がございます) ※国立工芸館については、企画展開催中は所蔵作品展の実施はありません。 お問い合わせ 〒102-8322東京都千代田区北の丸公園3-1東京国立近代美術館 運営管理部 友の会担当TEL:03-3214-2584〈直通〉(土日祝祭日を除く平日9:30~17:00)
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寄附・支援
MOMAT[東京国立近代美術館]をご支援くださる皆さまに、以下のメンバーシップ・プログラムをご用意しています。 ※2025年11月30日をもって賛助会と友の会の新規申込受付は終了しました。 MOMAT支援サークル 企業による美術館支援の新しい形 MOMAT DONORS’ CLUB(MDC) MOMATの活動を支援する個人寄附会員制度 寄附・遺贈について ご支援のお願い お得な観覧制度 MOMAT PASS MOMATをもっとお得に楽しめる年間パスポート キャンパスメンバーズ 大学・短期大学・高等専門学校等の皆さまへ 新規申込受付を終了した会員制度 賛助会(個人の方) MOMATの活動を支援してくださる方へ(寄附会員制度) 友の会 MOMATをもっとお得に楽しみたい方へ
